韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)政権で初代の法務部長官を務め、国民からも人気を博した韓東勳(ハン・ドンフン)さんが長官の座を降りました。
↑退任式を終えて、法務部を後にする韓東勳(ハン・ドンフン)さん(月亭方正似)。
韓東勳(ハン・ドンフン)さんは、このままでは負けそうといわれる『国民の力』の求心点として、非常対策委員会の委員長に就任し、来る総選挙での勝利を目指して戦うことになります。また、自身で立候補して総選挙に出ることになるでしょう。
韓東勳(ハン・ドンフン)さんのゆく道は茨の道です。ただし、彼自身の身の安全を考えてもこれ以外に道はありません。
↑身の安全を確保するためには「国会議員になっておくべき」なのです。『国民の力』が党として選挙で負けようが、国会議員になれれば韓東勳(ハン・ドンフン)さんは当面身の安全を確保できます。どっちに転んでもセーフ(ただし国会議員に当選すれば)。
現在の人気をもって立候補、当選すれば国会議員になって、韓東勳(ハン・ドンフン)さんは自身の身の安全を確保できます。
いまだに李在明(イ・ジェミョン)さん、尹美香(ユン・ミヒャン)さんが国会議員にしがみついていることからも分かるとおり、韓国では国会議員であることが身の安全確保のために必須です。
国民からの人気も高いので、韓東勳(ハン・ドンフン)さんが国会議員に当選する確率は高いといえます。
とにかく当選すれば、総選挙で『国民の力』が勝っても負けても自身の安全を確保できるわけです。
総選挙で『国民の力』が負けた場合、『共に民主党』から目の敵にされていた韓東勳(ハン・ドンフン)さんは長官であろうと袋叩きにされる可能性があります。
長官を降りたときには一斉に襲いかかられるでしょう。
韓国の慣習からいえば、時の政権からにらまれた人物は監獄に行くことになるのですから(韓国の司法には政治からの独立はありません:三権分立などないのです)。
そのため、ここで政界に討って出るのは韓東勳(ハン・ドンフン)さん個人にとっても最適解といえるかもしれないのです。
尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが大統領に立候補したときの状況と似ています。民間人になって『共に民主党』から袋叩きにされるぐらいなら、自身の人気が高いうちにそれを高く売ろうというわけです。
韓東勳(ハン・ドンフン)さんには戻る道はありません。前を見て進むだけです。
法務部の退任式で韓東勳(ハン・ドンフン)さんは、
「9回裏、2アウト、2ストライクなら希望のボールが来なくても、ストライクかボールか分からなくても、後悔しないようにバットを振らなければならない」と決意を語りました。
いい言葉です。
次の総選挙が韓国の運命を決めるからです。
韓国民が自滅したいなら日本の知ったことではない
2023年04月10日の総選挙は韓国にとっても正念場。誠に申し訳ありませんが、この選挙で再び左派・進歩系が勝利し、2/3を占めるようになったら、韓国はもはや自由主義陣営国側にとどまることはできません。
※国会で『共に民主党』が2/3を占めると、大統領が拒否権を発動して国会を通過した法律を葬ることができなくなります。「国会通過 ⇒ 大統領が拒否権発動 ⇒ 国会で再評決 ⇒ 2/3の賛成がなければ廃案」という流れが使えなくなるからです。また、『共に民主党』が2/3を占めれば尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾を成立できます。
韓国は「日本の敗戦」という棚ぼたで独立し、自由主義陣営に加われたので「自由と民主主義」がいかに大切なものかを理解していないのです。
主体思想に染められた輩が隅々にまでいる韓国ですから、来る総選挙で左派・進歩系が勝利するかもしれません。
日本からすれば「ばかだなあ」ですが、こればかりは韓国の皆さんが決めることです。
韓国の皆さんが親北朝鮮・親中国共産党の方に走っていきたいのであれば、知ったことではありません。
習近平総書記が個人崇拝の度を強めていますので、大笑いなことに、韓国は北朝鮮・中国という「個人崇拝を推奨する2国」に朝貢を行う国になる、というわけです。
もちろん朝貢国ですから自由民主主義などなくなるでしょう。金ちゃんファミリー三代目と習皇帝を崇め、お金と技術を貢ぐ国に転落するのです。
日本としては、粛々と「アメリカ合衆国と一緒」に防衛ラインを対馬まで下げ、韓国が自壊する(中国の朝貢国に戻っていく)のを見守るだけのことです。
増税メガネ・岸田文雄が「昔の自民党か」というぐらい韓国にだまされましたが、もちろん岸田文雄の行ったことは全て否定する必要があります。
(吉田ハンチング@dcp)