【IMFは警告する】韓国のGDP成長率をまた下方修正! 2.5% ⇒ 2.2%

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2024年11月20日、Money1でもご紹介していた「『IMF』と韓国の第4条協議に関する議論」が終了しました

以下が『IMF』が同日出したプレスリリースです。

韓国メディアは最初の「韓国経済は、世界的な衝撃に対して目覚ましい回復力を示してきた」だけ取り上げて、喜ぶかもしれませんが、これはただのリップサービスです。

長文なので面倒くさい方は。強調文字などの部分だけ確認して飛ばしてください。

ソウル:2024年11月07日から11月20日まで、Rahul Anand(ラフル・アナンド)氏(韓国担当ミッション・チーフ)率いる国際通貨基金(IMF)のチームが韓国を訪問し、2024年の第4条協議に関する議論を行った。

協議終了後、アナンド氏は以下の声明を発表した。

「堅固な経済基盤と健全なマクロ経済政策により、韓国経済は近年、複数の世界的な衝撃を乗り切ることができた。

経済成長は回復し、インフレは着実に低下し、金融安定リスクは減少した。

中期的な主な課題は、急速な高齢化が進む中で成長潜在力を高め、変化する貿易パターン、変革をもたらす技術革新、気候変動による脆弱性への適応を図ることである。

2024年の成長率は2.2%に達すると予想されており、これは半導体輸出の好調に支えられているものの、内需の回復が弱いことから一部相殺される見通しだ。

実質GDPは2025年に2.0%拡大すると予測されており、これは経済が潜在成長率に収斂し、生産ギャップが解消されるためだ。

インフレ率は2024年10月に前年同月比1.3%まで低下し、2025年には2%の目標値付近で推移すると予想される。

見通しに関する不確実性は依然として高く、リスクは下方に傾いている。

インフレ率は『韓国銀行』の目標値である2%前後で推移しているが、不確実性が高いことを踏まえると、金融政策の段階的な正常化が適切であると思われる。

為替介入は、無秩序な市場状態を防ぐために限定的に実施すべきである。

当局が2025年の予算案で想定している財政健全化と支出の優先順位は適切であるが、長期的な支出圧力に対処するための余地を確保するには、より野心的な健全化が必要となる。

不動産関連の金融リスクに対処するための政策努力は歓迎すべきものであり、当局は引き続き脆弱性の発生しやすい分野を監視し、先手を打って行動できるよう備えておくべきである。

必要であれば、金融政策がさらに正常化する中で、追加的な健全性措置を検討することも可能である。

構造転換のさなかで成長を持続させるには、中長期的な経済改革が不可欠である。

労働力人口の減少に対処するには、包括的な改革が必要であり、その中には、韓国の出生率を押し下げている経済的制約の緩和、女性の労働力参加率の引き上げ、外国人の才能の活用などが含まれる。

金融機関の回復力の強化、民間債務の高水準に起因するリスクへの対処、資本市場改革の推進などを通じて、資本配分の改善を図る継続的な取り組みも重要である。

最近の為替市場および企業価値向上改革は、良いスタートである。

労働市場や製品市場の改革を通じて、サービスセクターや中小企業の配分効率を高めることは、人工知能(AI)の革命を活用しながら生産性を高め、労働力減少の悪影響を緩和するのに役立つだろう。

変化する国内および世界環境における回復力を強化するためには、強力な経済政策が必要である。

韓国の競争力を維持することが、進化する世界貿易の状況に対応する鍵となる。

政策の優先事項には、イノベーションの促進、サプライチェーンの多様化、サービス輸出の促進が含まれる。

高齢化に関連する支出ニーズに対応するための余地を創出するためには、年金制度の改革、財政ルールの採用、歳入の動員強化、支出の優先順位付けなどを通じた構造的な財政改革が必要である。

AIの導入に備え、また、弱者層を保護するための的を絞った政策が必要である。

韓国の気候目標を達成するには、継続的な努力が必要である。

当局が最近発表した「ダイナミック・エコノミー・ロードマップ」に示されている構造改革の迅速な実施は、韓国の潜在成長率を高め、回復力を強化するのに役立つだろう。

当局およびその他の関係者の皆様には、実り多い議論、素晴らしいサポート、そして訪問中の温かいもてなしに感謝申し上げたい」

⇒参照・引用元:『IMF』公式サイト「IMF Staff Completes 2024 Article IV Mission to Republic of Korea」

中長期的な目標として「急速な高齢化が進む中で成長潜在力を高めること」と述べていますが、そんなことができるなら、韓国はこんな袋小路に陥っていません。

今回のリリースで最もご注目いただきたいのは、『IMF』が提示した「2024年の成長率は2.2%に達すると予想」です。

『IMF』は「2024年には韓国のGDP成長率を2.5%としていた」のです。それが2.2%になりました。

『IMF』も予測をさらっと0.3%下方修正しました。

さらに「2025年に2.0%拡大する」と述べました。2024年2.2%、2025年には2.0%ですから漸減です。『IMF』は「韓国がゼロ成長時代に向けて進んでいる」ことを分かっているのです。

また、韓国の先行きの不透明さ、暗さについては、「見通しに関する不確実性は依然として高く、リスクは下方に傾いている」tとはっきり指摘しています。

韓国の競争力を維持することが、進化する世界貿易の状況に対応する鍵」 という指摘については笑う他ありません。

競争力を維持するための元手は何もありません。日本からの技術剽窃に頼ってきたため、自分たちが望むような「超格差技術」など全くないですし、政府にはお金もないのです。

韓国の先行きは限りなく頼りないというのが、韓国の直面する現実です。

日本は、韓国がすり寄ってきたら、高下駄で顔面を蹴り飛ばしてやればいいのです。それが日本のためになります。

(吉田ハンチング@dcp)

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