韓国には海苔の養殖などないも同然だった。育てたのは朝鮮総督府。

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韓国の極左メディア『ハンギョレ』に都合の悪いことは全部隠した記事がでていますので、ご紹介しておきます。

韓国で傑作ないわれよう「黒い半導体」と呼ばれる「海苔」についての記事です。

そもそも「節子、それは半導体やない」なので、黒い半導体という呼称自体が嘲笑の対象ですが、Money1でもご紹介してきたとおり、新しい輸出品目が見つからない韓国では、K-フードという、これまた傑作な呼称を用い、その中に海苔を数えています。

『ハンギョレ』の記事は冒頭で以下のように書いています。

英国BBCは最近、韓国のりの人気にスポットライトを当てた。

BBCは、韓国ドラマとK-POPの影響で韓国のりを求める人が増えていると紹介。

韓国は世界一の生産国であり、輸出国でもある。

今や西欧では、韓国のりを韓国の半導体に例えて「黒い半導体」と呼ぶ。

韓国のりが黒い紙のように見えるからと、「ブラックペーパー」と嘲笑するかのように名付けていたことと比べると、驚くべき変化だ。

⇒参照・引用元:『ハンギョレ』「『黒い半導体』と呼ばれる韓国のり、600年の歴史【コラム】」

西欧では今や海苔のことを黒い半導体と呼んでいるそうです。まずこれが大ウソです。

「黒い半導体」なる「ばかな言い回し」は、韓国国内(政府・メディア・業界)が作り、繰り返し使っている比喩表現に過ぎません。

英語圏・欧州圏の情報を確認すればすぐ分かりますが、実際に使われている呼び方は(当然ですが)、

nori
seaweed
laver

――であって、「黒い半導体」のようなばかばかしい表現はしません。同記事が引いている『BBC』の報道というのは、以下です。


↑「A global craze for Korean culture is making its humblest snacks unaffordable」スクリーンキャプチャー

⇒参照・引用元:『BBC』「A global craze for Korean culture is making its humblest snacks unaffordable」

当たり前ですが、この『BBC』の報道にも「黒い半導体」なんて言い回しは一切登場しません。内容は――庶民の食べ物であった海苔の価格が上昇してみんな困っている――という話です。

価格が上昇しているのは、好調なのをいいことに国内消費分まで輸出に回しているせいでもある点は、先にご紹介したとおりです。

『ハンギョレ』の記事に戻りますが、以下のブロックが問題です。

のりは「海衣」と呼ばれていた。慶尚道地理誌(1425年)の河東県(ハドンヒョン)の特産品の項目に「海衣」という言葉が登場する。

のりの養殖は光陽(クァンヤン)と河東にはさまれた蟾津江(ソムジンガン)河口と莞島(ワンド)で始まったとされている。

朝鮮時代、光陽に暮らしたキム・ヨイクの墓碑には「のりを初めて養殖した」という文字が刻まれている。キム・ヨイクは1650年ごろ、光陽の太仁島(テインド)沖で木に付着した海藻を発見し、木の枝を干潟に差し込む「ソプ」養殖法を考案した先駆者だ。

のりの養殖は半世紀ほど日本に先駆けたものだ。

朝鮮半島で海苔が食べられていたのは確かで、記録に求めると一番古いのは『高麗史』 (1217年) や『三國史記』 (1145年) の記載になります。1454年に成立したとされる『世宗実録地理志』には、「海衣」が特産品――に挙げられています。

記録が他にない朝鮮半島と比べても仕方がないのですが、701年の「大宝律令」には、29種類の海産物が租税として記されており、その中にアマノリが登場します。

日本人にとって海苔は非常に歴史ある食材なのです。

この『ハンギョレ』は金汝瀷(キム・ヨイク)が海苔の養殖を始めた人物として書き、「墓碑には『のりを初めて養殖した』と刻まれている」と書いていますが、これも大ウソです。

同記事を読むと、あたかも現存する墓碑に刻まれているように思うかもしれませんが、違います。

1714年に光陽県監・許鐔が墓表(묘표)を作成しましたが、その内容として「始殖海衣(海衣を初めて養殖した)」などの文言が記載されていた――という記録があるだけです。墓碑は現存しません。

さらにこの記載をもって、日本より半世紀早く養殖の成功した――などとしていますが、これまた眉唾です。『大森海苔由来記』によれば、日本での海苔の養殖の萌芽が確認できるのは、慶安年間(1648~1652年)とされます。

「キム・ヨイクが1650年ごろに『ソプ』養殖法を考案した先駆者」というのを「是」としたとしても、これが日本よりも半世紀早いことになるのでしょうか。

『ハンギョレ』の同記事は意図的に書いていないのでしょうが、この「1650年に……」から「韓国の漁民は海に網を浮かべ、24時間のりの葉体を水に浸す方法で生産量を伸ばした」まで飛びます。

大笑いな記載です。まるで、1650年から現在まで、朝鮮半島で海苔の養殖技術が発展してきたような書き方ですが、これもそう思わせるためのテクニックで、大ウソです。

1910年に朝鮮半島を併合した後、朝鮮総督府が詳細な記録を残しています。

朝鮮半島では、(間に李氏朝鮮時代が入します)1910年頃でも一部地域で行われているぐらいのもので、海苔の養殖などほぼなかった――のです。

朝鮮半島に海苔の養殖を推進し成果を上げたのは、他ならぬ朝鮮総督府です。『ハンギョレ』記事は意図的に飛ばしています。

先にご紹介したとおり、朝鮮総督府水産試験場の主任技師・富士川きよしさんと全羅南道水産試験場技師・金子政之助さんが「浮きヒビ養殖法」を開発して生産量を飛躍的に伸ばすことに成功したのです。

『ハンギョレ』の記事はあたかも朝鮮半島で海苔の養殖が日本よりも早く行われ、それが現在の「黒い半導体」(大笑い)の成功につながっている――みたいに装っていますが、大ウソです。

黒い半導体とばかな呼称を使うのは勝手ですが、海苔の養殖の成功と発展は日本による併合がもたらしたものであって、独自開発・発展などでは断じてありません。

韓国の海苔については『note』に「猫さん」さんが緻密に調べた、非常い興味深いリポートを公表していらっしゃいます。もしご興味があれば、以下にアクセスしてみてください。

韓国『海苔』の歴史(上) ―朝鮮半島の海苔の歴史―|猫さん
『海苔』は韓国では「黒い半導体」とも呼ばれていますが、実は「海苔」産業自体が日本統治時代に直接的に、そして韓国時代は日本が間接的に関与して確立されたものです。 それまでも海苔は食べていましたし、原始的な養殖もありましたが、大きな産業と言える...

(吉田ハンチング@dcp)

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