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【菅・トランプ電話会談】中国は「自由で開かれたインド太平洋構想」に特にコメントなし

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最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。

中国共産党の御用新聞『人民日報』に興味深い記事(2020年09月21日付け)があったのでご紹介します。中国外交部汪文斌報道官が各国の記者からの質問にどのように答えたかが書かれています。

2020年09月20日、日本の菅首相とアメリカ合衆国のトランプ大統領電話会談を行いましたが、これについて『AFP通信社』(Agence France-Presse)の記者が質問したのですが……。

法新社记者:美国总统特朗普和日本新任首相菅义伟通话时,双方讨论了“自由开放的印太地区”等议题。中方有何评论?

Agence France-Presse記者:トランプ米大統領と日本の菅菅首相との​​電話会談で、双方は「自由で開かれたインド太平洋地域」などの問題について話し合ったようです。中国にコメントはありますか?

汪文斌:中方对其他国家之间发展正常关系不持异议。同时,我们主张有关交流合作应有利于促进地区国家间的互信和地区的和平、稳定与繁荣。

汪文斌:中国は、他国間の通常の関係の発展に異論はありません。同時に、我々は関連する交流と協力が、地域内の国々と地域の平和、安定と繁栄の間の相互信頼を促進するために役立つべきであると主張します。

⇒参照・引用元:『人民日報』「外務省は米国当局者の台湾への連続訪問に対応する:それは正当な対策となる」

(原文・中国語/筆者(バカ)意訳)

赤アンダーライン、強調文字は筆者による

このようににべもない回答ですが、「日本と合衆国の交流が中国の安定・平和の役には立たないんじゃないのか」と示唆しています。

(柏ケミカル@dcp)

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