2022年02月07日、中国の国家外貨管理局から2021年12月時点での外貨準備が公表されました。以下です。
外汇储备……3兆2,216.32億ドル
(Foreign currency reserves)
対前月比:-285.34億ドル基金组织储备头寸……106.29億ドル
(IMF reserve position)
対前月比:-0.6億ドル特别提款权……535.09億ドル
(SDRs)
対前月比:+4.44億ドル黄金……1,124.61億ドル
(Gold)
対前月比:-6.64億ドル其他储备资产……0.1億ドル
(Other reserve assets)
対前月比:+1.47億ドル計:3兆3,982.4億ドル
対前月比:-286.67億ドル増加データ出典:『中国 国家外貨管理局』公式サイト
前月、2021年12月は「280億ドル」も増加して6年ぶりの最高額「3兆2,502億ドル」となったのですが、今度は一気に「285億ドル」減りました。
2021年01月からここまでの外汇储备(外貨準備)の推移を見ると以下のようになります。
外貨準備が12月まで増加を継続したのは好調な輸出が牽引した面が大きいと見られています。
中国経済の成長エンジンである、不動産セクター、輸出、内需のうち、持っているのは輸出だけです。三つ首の竜、キングギドラの2本の首は弱っているので、残った1本に頑張ってもらうしかありません。外貨を積む元になるのはこの輸出ですので、なおさらです。
12月に増えた分以上、01月に下落しましたが、これ以降も減少するのか見守る必要があります。
(吉田ハンチング@dcp)