2026年03月16日、中国の国家統計局が「2026年1—2月份全国房地产市场基本情况(2026年1~2月の全国不動産市場の基本状況)を公表しました。
清々しいほど駄目な結果です。
まず以下。「不動産開発投資」です。
2026年01—02月の全国の不動産開発投資は9,612億元で、前年同期比11.1%減少。
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2026年01-02月にぐっと上昇を見せているのですが、ゼロより下なのでマイナスに変わりはありません。
次に新築販売と在庫の状況です。
01—02月、新築商品住宅の販売面積は9,293万平方メートルで、前年同期比13.5%減少し、減少幅は前年通年より4.8ポイント拡大した。
このうち住宅販売面積は15.9%減少した。
新築商品住宅の販売額は8,186億元で、20.2%減少し、減少幅は7.6ポイント拡大した。このうち住宅販売額は21.8%減少した。
02月末時点で、商品住宅の在庫面積は79,998万平方メートルで、前年同期比0.1%増加し、伸び率は2025年末より1.5ポイント低下した。
このうち、在庫期間が3年以下の面積は60,616万平方メートルで、1.6%減少した。
新規の住宅販売が対前年同期比で20.2%も減少し、対して在庫面積は増えているのです(微増ですが)。
さらに不動産ディベロッパーの資金調達です。
01—02月、不動産開発企業の調達資金は1兆3,047億元で、前年同期比16.5%減少した。
このうち、国内貸付は2,570億元で13.9%減少した。
自己調達資金は4,939億元で5.9%減少した。
手付金および前受金は3,589億元で21.5%減少した。
個人住宅ローンは1,128億元で41.9%減少した。
中国の不動産市場がいかにひどいことになっているかは明らかなので、そんなところにお金を突っ込むヤツなどいませんが、ひどい数字です。
これは「今年実際に調達され、企業に入ってきた資金」を示していますが――、
昨年2025年01-02月が対前年同期比で「-3.6%」で、2026年01-02月が「-16.5%」ですから、
――まさにズブズブ沈んでいます。
特に注目いただきたいのは、個人住宅ローンが対前年同期比で「-41.9%」となっている点です。
要するに中国の皆さんも住宅を購入しようとなどと思っていないのです。需要が急減しているのですから、不動産市場が回復するわけがないのです。
とどめに以下の「2026年01—02月の全国不動産開発および販売状況」表組です。
対前年同期比でマイナスばかりです。
地域別の不動産開発投資金額が以下です。
>全国では対前年同期比で「-10.7%」、東北部は最悪で「-34.2%」。
以下が販売実績の地域別。
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こちらもマイナスです。
――というわけで、2026年も年初から中国の不動産市場はズブズブ沈んでいっています。まるで底なし沼のようです。
(吉田ハンチング@dcp)








