韓国のシンクタンク『現代経済研究院』から、アメリカ合衆国大統領選挙の結果いかんで韓国経済にどのような影響があるかについてリポートが出ています。
合衆国と韓国のFTAはトランプ大統領になってから新しく結び直されました(2019年発効)。また、この交渉に絡んで鉄鋼の輸出につては割当制になるなど、面倒くさいことがありました。
同リポートは、
バイデンさんが大統領になった場合
トランプ大統領よりも韓国経済の成長率は0.6-2.2%高くなる
トランプ大統領よりも韓国経済の成長率は0.6-2.2%高くなる
トランプ大統領の場合
鉄鋼や自動車産業など保護貿易措置への対応が必要
バイデンさんの方が最大で2.2%も成長率が上がるというのは驚きですが、バイデンさんになったからといってFTAの条項が緩んだりはしませんから、これは対中国の取引がしやすくなることなども見込んでいるのでしょう。
総じていえば、同リポートでは、
ジョー・バイデンが勝つと助かる
となっています。さて、次期大統領は「韓国が助かる」方になるでしょうか?
⇒参照・引用元:『現代経済研究所』公式サイト
(松田ステンレス@dcp)