あまり日本では報じられないのですが、韓国の実体経済は本当に良くありません。09月には輸出も回復したかも!という話があって少しは盛り上がったのですが、先にご紹介したとおり10月には再び減少に転じました。「ぬか喜びでした」だったのです。
2020年11月30日、韓国の統計庁から「10月の産業活動動向」というデータが公表されましたが、これまた「ぬか喜び」を裏打ちするものとなっています。
2020年10月の「対前月比の増減」
小売り販売:-0.9%
設備投資:-3.3%
小売り販売:-0.9%
設備投資:-3.3%
小売り販売が落ちているということは、国民の消費活動が衰退しているということです。また、企業の設備投資が減っていることも大変よろしくない兆候です。なんとなれば、お金じゃぶじゃぶ状態なのに、「消費」「企業の設備投資」が増えないことにはお金は回っていかないからです。
というわけで、韓国経済はまたピンチな状況です。識者からは「11月はさらに落ち込んだのではないか」という見方が出ています。結果は間もなく分かります。
(吉田ハンチング@dcp)