2024年06月11日、韓国の関税庁が「2024年06月01～10日の輸出入状況」のデータを公表しました。
06月の韓国の貿易はどのようにスタートしたでしょうか。以下をご覧ください。
2024年06月01～10日
輸出：145億8,300万ドル（-4.7％）
輸入：154億1,200万ドル（-7.4％）
貿易収支（輸出 – 輸入）：-8億2,900万ドル※（ ）内は対前年同期比の増減
⇒参照・引用元：『韓国 関税庁』公式サイト「2024年06月01～10日の輸出入状況」
2024年06月は「貿易赤字 8億2,900万ドル」でスタートしました。2023年の同期が「貿易赤字 13億4,600万ドル」でしたので、赤字幅は38.4％減少しました。
これはいい点です。気になるのは、輸入の減少幅がまだ「-7.4％」と大きい点です。2023年同期の輸入が「-20.9％」で、そこからさらに「-7.4％」です。
輸入は外国からする消費ですので、下がれば下がったで問題なのです。
韓国がどうしても黒字に戻したいと熱望している対中国貿易はどうなっているでしょうか。以下が地域・国別貿易のデータです。
↑黄色のマーカーが対中国輸出、赤色マーカーが対中国輸入です。2024年06月01～10日
対中国輸出：29億7,300万ドル（-8.5％）
対中国輸入：33億4,700万ドル（-13.3％）
貿易収支（輸出 – 輸入）：-3億7,400万ドル
というわけで、韓国が望む対中国貿易の黒字はいまだに望めない状況です。
（吉田ハンチング＠ｄｃｐ）
