財政的に二進も三進もいかない状況になっている『韓国電力公社』(以下『韓国電力』と表記)ですが、2023年05月12日、「2023年第1四半期の業績」を公表しました。
以下をご覧ください。
2023年第1四半期
総売上:21兆5,940億2,200万ウォン(31.2%)
営業利益:-6兆1,775億5,900万ドル(20.7%)
当期純利益:-4兆9,112億3,300万ドル(17.1%)※( )内は対前年同期比の増減
⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」
第1四半期の営業利益は「-6兆1,775億5,900万ドル」でした。ざっくりな計算になってしまいますが、4倍すると約24兆ウォン。
「このまま電気料金を上げずに推移すると、2023年度の営業赤字は20兆ウォンを超えることになるだろう」という予測を裏付ける数字となりました。
また、『韓国電力』社長(文在寅政権下で任命)が辞任を表明しました。
一応「引責辞任」と日本メディアでも報じられていますが、これも一種の王朝交代による人事といえるかもしれません。
文在寅が進めた政策によって『韓国電力』の経営が傾いたのですから、それに従った社長も同罪――というわけですので。
(吉田ハンチング@dcp)