韓国「正義連の尹美香」はウソをついていた。証拠の文書が公開される

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これも政権交代が行われた結果といえるかもしれません。

2022年05月26日、「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」に関わる尹美香(ユン・ミヒャン)議員がウソをついていた証拠という文書が公開されました。

公開したのは「朝鮮半島人権と統一のための弁護士会」です。以下が同会が公開したプレスリリースです。

⇒参照・引用元:『朝鮮半島人権と統一のための弁護士会』公式サイト「[報道資料]2015年度韓日慰安婦合意関連ユン・ミヒャ議員と外交部間面談内容公開記者会見 (2022.5.26.)」

日韓の慰安婦合意が交わされた2015年当時、「正義連」が合意内容を知っていたのかを争点として、『朝鮮半島人権と統一のための弁護士会』は、尹美香(ユン・ミヒャン)代表と韓国政府外交部との面談内容を開示せよという行政訴訟を起こしていました。

そもそもなぜ行政訴訟になったかというと……。

自身を慰安婦とする李容洙(イ・ヨンス)さんは「ユン代表が10億円など慰安婦合意内容を外交部から聞いて知っていた。また、被害当事者であるおばあさんに知らせなかった」と述べて尹美香(ユン・ミヒャン)代表を批判していたのです。

ところが、尹美香(ユン・ミヒャン)代表は韓国政府から慰安婦合意については聞かされていなかったと主張(後には「前日に新聞記者が知っている程度には知っていた」と発言を変えました)。

行政訴訟については、『朝鮮半島人権と統一のための弁護士会』が高裁において05月11日に勝利し(外交部は抗告を放棄)、これによって外交部の文書が公開されることになりました。

26日、「朝鮮半島人権と統一のための弁護士会」は記者会見を開き、開示された文書の内容を明らかにしました(上掲が記者会見のプレスリリース)。開示された文書によると、外交部と尹美香(ユン・ミヒャン)代表との面談は、2015年3月から12月まで10カ月の間に計4回行われたとのこと。

この面談において、尹美香(ユン・ミヒャン)代表は、日本と韓国との間で進められている合意の内容について十二分に知らされていたことが分かりました。

2017年03月には、外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長(当時)が日本との日韓の協議動向を説明。その2カ月後の05月には、

・日本の責任認定
・被害者への補償
・謝罪表現
・少女像の撤去

といった主な論点について言及した、となっています。

合意が電撃的に好評されたのは2017年12月28日ですが、その前日である12月27日の面談では、合意に含まれる主な内容について尹美香(ユン・ミヒャン)代表に説明した――とのこと。

尹美香(ユン・ミヒャン)議員は、「外交部と面談したのは事実だが、少女像撤去撤去や『最終的・不可逆的合意』などの表現が入ることについては聞かされていなかった」――と主張してきました。

しかし、今回の『朝鮮半島人権と統一のための弁護士会』の記者会見によれば、それはウソだったことになります。

尹美香(ユン・ミヒャン)議員(まだ国会議員です)は、今回の記者会見に強く反発し、

「外交部が尹美香(ユン・ミヒャン)と何度も会ったという一部の内容だけを選別して、事実関係を歪曲し、2015年の日韓慰安婦屈辱合意を無視しようとする政治的攻勢を直ちに止めることを強く要求する」

「むしろ、面談記録全文公開を含め、不当な合意の真実を明らかにする適切な公開を要求する

⇒参照・引用元:『中央日報』「”외교부, 위안부 합의 전날에도 윤미향에 내용 설명” 문건 공개」

と述べているとのこと。尹美香(ユン・ミヒャン)議員が「一部だけを取り上げて非難するな」などと述べているのは、今回公開された文書が大部分を黒ベタで塗りつぶされたものだからです。

しかし、全文が公開されたらさらに窮地に陥る可能性もあります。少なくとも「少女像の撤去がアジェンダに含まれていたことを知らなかった」というのはウソだったと確定しました。

尹美香(ユン・ミヒャン)代表は、先に内容を知らされていたにもかかわらず、それを李容洙(イ・ヨンス)さんたちには伝えず握りつぶし、合意は不当などと主張してきたのです。

理由は簡単で、自分の商売がなくなってしまうからです。

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(吉田ハンチング@dcp)

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