米国・イスラエル「イラン攻撃」で中東諸国が巻き込まれる。⇒ 韓国も他人事ではない。UAEには韓国軍人が駐屯している

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2026年02月28日(現地時間)、アメリカ合衆国とイスラエルがイランに対する大規模空爆を開始。全面的な武力衝突として顕在化しました。

イラン側も即時報復を行いましたが、その矛先が問題です。イスラエル本土・中東の米軍基地・湾岸諸国で、中東全域を巻き込む紛争に拡大する様相を見せています。

イランの攻撃目標となった国と場所をまとめてみます(あくまで2026年03月01日時点での各メディア報道などによる)。

■ UAE(アラブ首長国連邦)
02月28日(現地時間・日中~夜)

❶ドバイ
パーム地区(Dubai Marina周辺)
高級ホテル「フェアモント・ザ・パーム」炎上
ブルジュ・アル・アラブにも被害

❷アブダビ
ザイード国際空港
少なくとも死傷者発生

❸アル・ダフラ空軍基地(米軍拠点)


■ バーレーン
02月28日夕方~夜

❶首都マナーマ周辺
住宅棟にドローン命中

❷米軍施設
第5艦隊司令部(ジュファイル)
供給施設への着弾報告


■クウェート
02月28日(同時多発攻撃の一部)

❶クウェート国際空港
被弾・負傷者発生

❷米軍基地
アリ・アル・サレム空軍基地


■ カタール
02月28日夜~03月01日未明

❶ドーハ郊外
住宅建物に被害

❷米軍最大拠点
アル・ウデイド空軍基地
複数ミサイル飛来


■サウジアラビア
02月28日(詳細時刻不明)
❶リヤド(首都)
ミサイル攻撃対象と報道


■イラク
02月28日
❶クルディスタン地域
米軍関連インフラを攻撃
(この地域には米軍が使用する最重要拠点「エルビル国際空港」がある)


イランからの反撃は、約137発のミサイル、約200機以上のドローンが使用されたと報じられています。自ら参戦していないにもかかわらず、米軍基地があるだけで攻撃対象となっており、「同盟インフラがある=戦場になる」状態です。

各国は自国領土内へのイランからの攻撃に対して、非難声明を出しています。UAE、カタール、ウジアラビア、オマーンなどですが「主権侵害」「国際法違反」「強い非難」という点で共通しています。

例えば、UAEは以下のような具合です(一応全文和訳しますが面倒くさい方は飛ばしてください)。

アラブ首長国連邦、同国および兄弟諸国を標的としたイランによる露骨なミサイル攻撃を最も強い言葉で非難
2026年02月28日(土)
一般

アラブ首長国連邦は、同国および地域内の複数の兄弟諸国を標的としたイランによる露骨なミサイル攻撃を、最も強い言葉で非難し、これらの行為を国家主権に対する甚だしい侵害であり、国際法および国際連合憲章に対する明白な違反であるとみなした。

外務省(MoFA)は声明において、これらの攻撃によって影響を受けた地域内諸国に対するUAEの完全な連帯と揺るぎない支持を確認し、それらの安全は不可分であり、いかなる国家の主権に対する侵害も地域全体の安全と安定に対する直接的な脅威を構成することを強調した。

UAEは、地域諸国の領土が紛争の決着を図るため、あるいは紛争の拡大のための場として利用されることを断固として拒否する立場を改めて確認し、このような侵害が継続することは地域および国際の安全を損ない、世界経済の安定およびエネルギー安全保障を脅かす重大な結果を招くと警告した。

UAEはまた、自制と外交的解決、そして真摯な対話への回帰を呼びかけ、これこそが現在の危機を克服し、地域の安全と安定を守るための最も効果的な道であることを強調した。

UAEは、これらの攻撃に対し、自国の主権、国家安全保障および領土の保全を守り、自国民および居住者の安全を確保するため、国際法に従って対応する完全かつ正当な権利を有していることを強調した。

UAEはいかなる状況においても、自国の安全および主権に対するいかなる妥協も容認しない。

UAEはまた、これらの攻撃の結果として命を落としたパキスタン人の遺族に対し、心からの哀悼と深い同情の意を表し、全面的な連帯を示した。UAEは、民間人および民間施設を標的とする行為は国際法および人道原則の下で明確に非難され、厳格に禁止されていることを強調した。

⇒参照・引用元:『UAE 外務省』公式サイト「UAE Condemns in Strongest Terms Iran’s Blatant Missile Attacks Targeting the Country and Brotherly Nations」

遠い地域の出来事だからと思うからもしれませんが、韓国は全然他人事ではありません。

なぜなら、例のバラカ原発輸出に絡んでUAEとは軍事密約(UAE有事の際には韓国が軍を派遣する)を結んでおり、韓国陸軍から「アーク部隊」が派遣され駐屯地しています。

もちろんイランがUAEにまで攻め込むといった事態にはならないでしょうが、石油供給の件以外でもUAEの有事は韓国にとっては「自分ごと」です。韓国の軍人がいる国に、攻撃があったのですから。

(吉田ハンチング@dcp)

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