旗色悪い李在明(イ・ジェミョン)さんが面白いことを言い出しました。
尹錫悦(ユン・ソギョル):44.7%
李在明(イ・ジェミョン):35.6%
安哲秀(アン・チョルス): 9.8%
※『リアルメーター』による最新調査結果
先には「大統領選挙に負けたら無実の罪で監獄に行くことになる」などと発言しましたが(2022年01月22日)、本日2022年01月26日、「ネガティブキャンペーンは一切行わない」などと言い出しました。
その上「野党側もこれに合流することを希望する」と続きます。
確かに国民はうんざりしているが……
確かに韓国国民の間では(そして韓国メディアも)、「ネガティブキャンペーンばかりでうんざりする」「李在明(イ・ジェミョン)、尹錫悦(ユン・ソギョル)のどちらにも好感が持てない」といった声が上がっています。
両陣営が「相手のスキャンダル暴き」「アラ探し」を行っているためですが、李在明(イ・ジェミョン)さんがこのようなことを言うのはまさに噴飯ものです。
李在明(イ・ジェミョン)さんこそ、本当に「疑惑のデパート」「疑惑の総合商社」と呼ばれるべき人物で、すねの傷の数を比較したら、圧倒的に李在明(イ・ジェミョン)さんの方が多いのです。
李在明(イ・ジェミョン)さん陣営、つまりは政府側は全力を挙げて尹錫悦(ユン・ソギョル)さんのスキャンダルを探しましたが、決定的な疑惑は何も出ませんでした。唯一出たのが尹さんの奥さんの「履歴書盛った事件」でしたが、これも泰山鳴動して……式に不発。
それに比較して、李在明(イ・ジェミョン)さんの方は出るわ、出るわ、まともに特別検察が捜査したら後ろに手が回る可能性は極めて高いと考えられています。だからこそご本人も「監獄に行くことになりそうだ」などと本音を漏らしたのです。
「無実の罪」というのは、本人がそう思っているだけで、検察はそう思わないかもしれませんので。
今回の発言は、
「大統領選挙の過程で激化しているネガティブキャンペーンの攻防について、国民の皆さんの心配が多いと知っている」
「今後一切のネガティブを中断する。野党も参加してほしい」
というものですが、すねに傷の少ない方が言うのであれば分かります。
しかし、疑惑の総合商社のような人物側の発言ですから、野党の口をふさいで自分が不利になるのを止めようとしているとしか思えません。
李在明(イ・ジェミョン)さんが謝罪したが……
ちなみに、01月24日には自身が知事を務めた京畿道で、『共に民主党議員』15人と共に土下座して見せました。
以下がその時の映像です。
↑YouTube『OhmynewsTV』チャネル。李在明(イ・ジェミョン)候補はじめみんなで謝罪しています。
ただ、謝罪の名目は「『共に民主党』が政権を握って以降で間違ったこと」に対してなのです。
つまり、自分の誤りに対して謝罪したわけではありません。「文在寅政権が間違ってすみません」です。さすが文在寅と遺恨のある李在明(イ・ジェミョン)さんだといえるでしょう。
いよいよ大統領選挙がすぐそこに迫ってまいりました。最後まで各候補間の泥仕合が続くかどうかにご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)