中国「北は激暑・南は大水」猛烈な暑さ。「雨乞いしかない」

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中国では「異常気象」といわれます。

近年は毎年のように水没する中国の都市の様子を見ますね。「“百年の一度の洪水”が毎年来てるじゃないか!」と怒る中国人が多いのもうなずけます。

中国語メディアでは「中国で水没しない都市はどこだよ」という嘆き節の記事が出るほどです。

中国南部では水没する都市がある一方、北では猛暑にさらされています。

例えば上掲をご覧ください。2024年06月11日13時時点でTop10は全て40度以上。最高温度は河北省の平山県で41.1度です。


↑赤い破線で囲まれているのが河北省平山県です。

以下は「06月12日15時」時点での中国の気温マップです。

一番「赤色」が強いのは「35度以上」ですが、河北省中南部、山東省、河南省、山西省南部、安徽省北部など多くの場所が真っ赤です。「地表気温は60度を超え、局地的には70度を超えた」と中国語メディアは伝えています。

↑『X』にアップされた「最近、山東省沂蒙は深刻な干ばつに見舞われ、半年にわたって有効な降雨がなく、河川は干上がり、地面はひび割れた。中国共産党の悪行が罰せられたのだ! 人民は苦しんでいる!」という動画。現地で雨乞いを行う農民の皆さんの様子が捉えられています。

猛暑・干ばつ。相手が自然ですから何もできません。

みんなが猛烈な暑さで困っているのですが、その最中の06月11日深夜、河南省鶴壁市の大規模な自動車販売場で大火が発生しました。

中国はあっちでもこっちでも、もう滅茶苦茶な環境です。

(吉田ハンチング@dcp)

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