2025年04月24日に公式発表があるので、それを待てばいいのですが、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁率いる『韓国銀行』が予防線を張るというのも珍しいことなので、ご紹介します。
アメリカ合衆国と中国の貿易戦争が深化して、関税賦課合戦に陥っています。
十分な貿易黒字がないと経常収支が黒字にならない韓国は、米中貿易戦争の行方によっては即「詰む」可能性だってゼロではありません。
来る2025年04月24日(木)、『韓国銀行』は「2025年第1四半期のGDP成長率」の速報値を発表します。
02月に『韓国銀行』が見通しを発表したときには、「第1四半期:0.2%」としました。これは、もともと0.5%だったのを下方修正した結果です。
しかし、合衆国の関税政策が激化をたどり、韓国では史上最大規模の山火事も発生、一部の建設現場では工事が中断するなど、下方修正してからもロクでもないことばかりでした。
というわけで、『韓国銀行』は2025年04月17日――、
2025年第1四半期の成長率が0.2%を下回り、わずかにマイナス成長となる可能性も排除できない
――と警告しました。『韓国銀行』がいうなら恐らくそうなるんでしょうねえ……としか思えませんが、どのような結果を出すつもりでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)