今ゆってもなあ……な話ではありますが、全く表に出ないよりはマシです。
監査院の調査によって、「文在寅大統領時代に不動産市況が歪められて、文在寅に都合のいいデータを公開していたこと」が明らかになりました。
↑まさに「なに笑てんねん」という文在寅。この男の政権は、統計を歪曲し「成果を上げている国民思いの良い政権」を装いました。掛け値なしののクズどもであることが明らかになりました。
2025年04月17日、監査院は「主要国家統計の作成および活用の実態」を公表しましたが、これがロクなものではありません。さすが韓国!――という結果です。不正確定となった主な内容を以下に挙げます。
●大統領室・国土部は、2018年01月~2021年10月の期間に「102件」にわたり、不動産院に対して統計操作を指示していた。
(そもそも統計操作を指示することが法律違反)●統計法違反にもかかわらず、事前に住宅統計の操作を指示。不動産院が「操作しろという指示を中断してくれ」と要請したのに、この要請を12回も拒否。
●統計結果を操作させようとして「予算削減・人事措置」などをほのめかして圧力を掛けた。
●「統計操作を行っている」と内部告発した人物の情報を収集していた事実も確認。
●政府対策で市場が安定したように見せかけるため、変動率の引き下げを要求した。不動産院は変動率を下方修正して公開した。
●不動産院に対し、標本変更の名目で標本価格操作および標本全体の調査方法を変更させ、統計操作を隠蔽した。
もうずいぶん時間がたちましたが、Money1でもご紹介してきたとおり、文在寅政権では不動産価格が急騰し、「なんだこりゃ」な事態となりました。ところが、政府発表の不動産価格の値上がりと、民間での値上がりがまるで違うデータとなったのです。
当時から「おかしいじゃないか」と疑念が持たれていたのですが、案の定、政府ぐるみでデータを捏造していたのです。
文在寅政権のスタッフ、政府機関全てが「ウソを捏造」
韓国メディア『』の記事から以下に一部を引用します。
(前略)
こうして操作された統計は、文在寅政権の不動産政策の失敗や、所得主導成長政策の限界を覆い隠す目的で使用された。アパート価格の上昇は下落に、所得分配の悪化は改善にすり替えられ、文在寅前大統領や当時の政府高官たちは、操作された統計を下に「政策が効果を上げている」と国民に虚偽の説明を行った。
監査院は、
張夏成(チャン・ハソン)、
金秀顕(キム・スヒョン)、
金尚祖(キム・サンジョ)、
李浩昇(イ・ホスン)など、文在寅政権の歴代青瓦台政策室長4人全員が統計操作に関与していたことを確認した。
洪章杓(ホン・ジャンピョ)元経済首席、
黄悳淳(ファン・ドクスン)元雇用首席、
金賢美(キム・ヒョンミ)元国土部長官、
姜信昱(カン・シンウク)元統計庁長官らも関与していたとみられている。
監査院は2023年9月に中間結果を発表し、これら関係者を含む青瓦台・国土交通部・統計庁・韓国不動産院の関係者22人を、統計法違反、公務員による職権乱用、虚偽公文書作成などの容疑で検察に告発。
検察はその中で下級者を除いた11人を起訴し、現在裁判が進行中である。
監査院は、文在寅政権時代に国会・複数のメディア・市民団体などから提起されていた政府統計操作の疑惑を受けて2022年09月に監査を開始し、2年7か月をかけてその結果を公表した。
調査に時間がかかった理由については、「統計操作の規模が膨大で、調査対象者が多かったため」と説明している。
今回公開された監査報告書は全903ページに及び、統計操作の全貌を詳細に記録した文書である。
監査院は、文在寅政権の関係者らが統計操作を指示・圧力した事実を裏付ける証拠として、統計の原資料、関係機関職員の証言、オンラインメッセンジャーの会話内容など、3万ページ以上の証拠資料を収集したと明かしている。
監査院は現在進行中の捜査・裁判とは別に、前職および現職の公務員31人に対して懲戒処分を下すべきだと判断している。
(後略)
朴槿恵(パク・クネ)政権を引きずり下ろして立てた文在寅政権は、自分たちの失敗を隠蔽し、ありもしない成果を誇るためにデータを捏造していました。
極左メディア『ハンギョレ』などは、今でも「誇るべきK-民主主義」といい加減なことをいっていますが、先の文在寅政権もまたK-民主主義の成果なのでしょうねえ。
次期大統領の最有力候補の李在明(イ・ジェミョン)さんが自分で「K-民主主義」と言うようになっています。
もう「バカの群れ」としか形容ができないわけですが、スゴいのは「バカの群れ」の上に「ウソつき」であることです。
次に左派・進歩系の政権ができたら、文在寅時代と同じく、自分に都合のいいデータばかりを公表するようになるでしょう。
もっとも事実の隠蔽と歪曲は、左派・進歩系人士の十八番ですから、特に驚くには当たりません。
韓国の将来には素晴らしい未来が待っているのです。
(吉田ハンチング@dcp)