2020年03月30日、韓国メディア『毎日経済』に「日系証券会社『コロナ19事態』韓国、最悪の場合には、…」という記事が出ました。
これは、「新型コロナ騒動で韓国の2020年のGDP成長率がどのくらいになるのか」を予測した『野村證券』のリポートを引いたものです。それによれば、野村證券は「基本的シナリオ」「良いシナリオ」「悪いシナリオ」の3つのケーススタディを提示しています。
それぞれのシナリオでの韓国のGDP成長率の予測は以下になります。
基本的シナリオ:GDP成長率 マイナス6.7%
良いシナリオ:GDP成長率 マイナス5.5%
悪いシナリオ:GDP成長率 マイナス12.2%⇒参照・引用元:『毎日経済』「日系証券会社『コロナ19事態』韓国、最悪の場合には、…」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
良いケースでも「マイナス成長」を予測しており、「基本的シナリオ」の「マイナス6.7%」というのは、2008-2009年の「韓国通貨危機」時の「マイナス5.5%」よりも悪いのです。
また良いケースでも韓国通貨危機時と同じ数字で、うまくいっても通貨危機時と同じ程度に経済は悪くなる、と予測されているわけです。
もちろん予測なので「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ではありますが、「四月危機説」が現実味を帯びてきましたので、このような予測があることには注意しておかなければならないでしょう。
(柏ケミカル@dcp)
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