中国・北京で「橋が落ちる異常な事故」。火事から橋体崩壊に至る

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2025年04月23日、中国・北京市の橋で火災が発生、橋桁が崩落するという事故が発生しました。

以下が当局の出した、事故公告(状況通報)です。

2025年04月23日早朝、順義区潮白河大橋で火災が発生しました。

迅速な発見と対応、速やかな通行遮断措置により、人的被害や車両事故は発生しませんでした。

初期調査によると、橋の下を通る混載貨物車が橋桁に接触し、車両が発火して火災が発生。

その後の状況で、橋桁が崩落し、線路も断線、供給電力も切断され、鉄筋構造が破壊されて橋体が崩落しました。

現在、橋体の詳細検査と安全性評価が進行中です。

事故発生後、北京市政府は高度な重視をもって迅速に処理班を立ち上げ、現場での指揮と処理を行っています。交通、消防、公安など関係部門が連携して緊急対応に当たっています。

今後、専門家による原因調査と復旧処理を推進し、全市の橋梁に対して電気設備の全面的な検査・整備を行います。

北京市交通委員会
2025年4月23日

「潮白河大橋」は、北京市の東北部に位置する順義区にあり、​潮白河を跨ぐ順平路の一部。​また、河北省の燕郊鎮とも接続しており、北京市と河北省を結ぶ重要な交通インフラの一つです。

それが「落ちた」というのです。

「混載貨物車が橋桁に接触し、車両が発火して火災が発生」までは、百歩譲って仕方がないとしても、これに続くのが――、

橋桁が崩落し

であり、さらには、

鉄筋構造が破壊されて橋体が崩落

――なのです。どうして貨物車が火災を起こしたことが、ここまで大事にまで発展するのでしょうか。

以下の写真の方が分かりやすいかもしれません。

水平であるべき橋の底面がぐにゃっと曲がって崩落しています。

なぜこんなことになったのでしょうか。中国お得意の「おから工事」でないといいですね。

(吉田ハンチング@dcp)

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