【韓国・中国】黄海を巡って緊急会議。大笑いなことに「友情の海」

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2025年04月23日、韓国ソウルで「海洋事務対話協力メカニズム第3回会議」が行われました。

Money1でも先にご紹介したとおり、中国側は黄海に得体の知れない構造物を造っており、鮭の養殖場に関連する施設だ――とうそぶいております。

中国がやっていることは南シナ海でフィリピンやベトナムなどを相手に行ってきたことと同じです。実効支配するエリアを増やして相手の領海を削り取ろう――という手です。

以下は、中国外交部が今回の会議について出したプレスリリースです。

中韓、海洋事務対話協力メカニズム第3回会議を開催
2025年4月24日 11:30 発表

2025年04月23日、中韓海洋事務対話協力メカニズムの第3回会議が韓国・ソウルで開催された。

中国側からは外交部境界および海洋事務司の洪亮(ホン・リャン)司長、韓国側からは外交部東北アジア・中央アジア局の姜英信(カン・ヨンシン)局長が共同議長を務め、両国の関連海洋部門から関係者が参加した。

両国は全体会議と海洋秩序・実務協力に関する作業部会の2つの会議を実施し、中韓間の海洋関連事務について全面的かつ深い意見交換を行った。

会議は友好かつ実務的な雰囲気で進められた。

双方はこれまでの中韓海洋事務対話と協力の水準を高く評価し、今後も対話と意思疎通を強化し、海洋に関する意見の相違を適切に管理していくことで一致した。

また、海域の境界画定交渉の推進、海洋科学研究・環境保護・捜索救助・漁業・法執行・海空の安全保障及び多国間枠組みの下での協力強化を通じて相互信頼を深め、黄海を「平和の海」「友情の海」「協力の海」へと共に作り上げていく意志を確認した。

さらに、南黄海の漁業養殖に関する問題についても意見を交わしました。

まず「友好かつ実務的な雰囲気で進められた」が信じられません。ケンケンした会議だったからこそ、有効的であったことを強調しているのです。

両国の境界線が明確に決められない狭い海。なおかつ中国漁船の違法操業が頻々と報じられ、韓国海警も神経を尖らせている海域なのです。

まさに「海洋に関する意見の相違を適切に管理していくこと」ぐらいしか一致はしないでしょう。

「平和の海」「友情の海」「協力の海」へと共に作り上げていく――のだそうですよ。

どこかで聞いたような話です。中国のサラミスライス戦術だってば!

(吉田ハンチング@dcp)

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