中国が上から目線「日本に厳重注意」。一方で「泣き」

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アメリカ合衆国・デトロイトで『APEC』貿易大臣会合が開催され、日本・経済産業省の西村康稔大臣が中国商務部の王文濤部長と会談を行いました。


↑会談会場の様子。皆さん大変に難しい顔をしていらっしゃいます。

また、例によって「断固たる不満」を表明していますが、大変に上から目線の文書を公表しています。以下をご覧ください。

王文濤商務相、西村康稔経済産業相と会談

王文濤商務部長は05月26日、第29回『APEC』貿易大臣会合開催中のアメリカ合衆国・デトロイトで西村稔経済産業大臣と会談し、日本側が半導体の輸出管理措置の導入を主張し、G7広島サミットで中国への中傷キャンペーンを行ったことについて厳重注意しました。

王文濤は、日本側が中国の強い反対と産業界の意見・要請を無視し、半導体の輸出管理措置の導入を主張したことは、国際経済貿易ルールに著しく違反し、産業発展の基礎を著しく損ねたと指摘した。

中国はこれに強い不満を抱いており、日本側に対し、間違ったやり方を正し、世界の産業サプライチェーンの安定を効果的に維持するよう求めている。

中国は、G7が共同声明で中国関連問題を操作し、中国についてほのめかしを行い、中国の内政に干渉するいわゆる経済安全保障文書を発行したことに断固反対し、日本が中国に対する認識を正し、両国の経済・貿易関係の安定的発展を建設的に真に推進することを望んでいる。

王文濤は「中国は日本と協力し、主要な経済・貿易分野における実務協力を推進し、公正で透明性が高く予測可能なビジネス環境を提供し、新時代の要求に合致した中日関係の構築に積極的に貢献することを希望する」と述べた。

双方は、それぞれの関心事である経済・貿易問題についての対話と交流を強化することで合意した。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「商务部部长王文涛会见日本经济产业大臣西村康稔」

世界一の無法者国家が日本に対して厳重注意を行ったとしていますが、一方で「産業サプライチェーンの安定を効果的に維持するよう」求めています。こちらは「泣き」です。

07月23日に発動する半導体関連輸出管理の厳格化が効いている証拠です。

日本の企業人をゆえなく拘束して監禁するような国は締め上げねばなりません。このまま進行するのが最善手です。

(吉田ハンチング@dcp)

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