韓国メディア『ソウル経済』が中古車情報サイト『K Car』と一緒に市場調査をしており、先に同分析から「電気自動車の中古車価格がズンズン下がっている」件をご紹介しました。
韓国「電気自動車」中古車相場が8%も墜落。
電気自動車の売れ行きが曇ってきており、韓国でも「あれ、おかしいぞ」となっております。先に韓国メディア『韓国経済』と中古車情報サイト『encar』による、「電気自動車の中古車相場が下落している」という件をご紹介しました。これは「07~09月」...
反してハイブリッド車は上昇しているのです。これは「電気自動車が不便だ」と気付いた消費者の志向を反映したものと考えられます。
さらに新たな分析を明らかにしているのですが――ハイブリッド車を購入したいという希望が高まっていることが分かりました。
↑中古車情報サイト『K Car』。直販店ありの韓国大手/スクリーンショット
『K Car』が全国30~59歳の男女500人に「オープンサーベイ」を通じて「ハイブリッド車購入意向および好みモデルのアンケート」を進めた結果、回答者の84.4%が購入したい」と答えたのです(2023年11月16日公表)。
購入したいと答えた人に、購入意向の理由を聞いたところ、
第1位 高い燃費……67.5%
第2位 自動車登録税の減免や公営駐車場割引などの各種特典……14.0%
第3位 環境にやさしい……10.7%
第2位 自動車登録税の減免や公営駐車場割引などの各種特典……14.0%
第3位 環境にやさしい……10.7%
という結果でした。『ソウル経済』は「ハイブリッド車の購買価格は内燃機関車両よりも高いが、車両維持費が少なくて各種の恩恵までも受けられ、長期的には経済性が高いという心理が反映されたものとみられる」と書いています。
それよりも安心感ではないでしょうか。
ハイブリッド車の元を取ろうと思うと、かなりの距離を走らないといけないのですが、少なくとも、急速充電器を求めて高速道路を疾走する電気自動車より心安らかでいられることは確かですから。
(吉田ハンチング@dcp)