自動車が絶好調!なんて誇ってきた韓国ですが急ブレーキです。
『韓国自動車モビリティ産業協会』のデータによると、2024年第1四半期において、
『現代自動車』
『起亜自動車』
『韓国GM』
『KGモビリティー』
『ルノーコリア』
韓国5大完成自動車メーカーの韓国内販売台数は「32万2,460台」にとどまりました。前年同期比で「-12.0%」です。
減少幅だけ見ると、それほど減った感じはしないかもしれませんが、コロナ禍に見舞われた2020年第1四半期が「30万6,636台」。21年前の2013年第1四半期が「32万1,420台」ですので、もはや歴代最低水準に沈んでいるのです。
コロナ禍で最低に沈み、その反動で「やった、やった!」だったのですが、その基底効果もすっかり失われた様相を呈しています。
韓国自動車産業のツートップである『現代自動車』『起亜自動車』も国内で不振です。
2024年第1四半期(対前年同期比の販売台数増減)
『現代自動車』:-16.0%
『起亜自動車』:-2.6%
『現代自動車』:-16.0%
『起亜自動車』:-2.6%
両社とも、海外での販売台数も減少しているのですが、『現代自動車』:-1.5%、『起亜自動車』:-0.6%よりも、上掲のとおり、国内市場の落ち込みの方が激しいのです。
『韓国GM』を除くと※、
2024年第1四半期(対前年同期比の販売台数増減)
『KGモビリティー』:-47%
『ルノーコリア』:-21%
『KGモビリティー』:-47%
『ルノーコリア』:-21%
と惨状です。なぜ韓国内でこれほど自動車が売れなくなったのかというと、高金利と不景気のダブルパンチを被っているからと見られます。
※『韓国GM』は新車が売れて前年同期より販売台数が増加した。
(吉田ハンチング@dcp)