2020年コロナ禍の中、韓国の家庭がどのような苦労を経験したのか、を表すデータが韓国統計庁から公表されました。
この「2020年の家計動向調査(年間支出)の結果」によれば、
世帯当たり月平均消費支出:240万ウォン(約23万5,200円)
(対前年比:2.3%減少)
(対前年比:2.3%減少)
となっています。韓国の家庭は消費を減らしてコロナ禍による経済の縮小に耐えたのです。
消費品目別に見ると、以下のようになります。
品目による消費の増減
食料品・非酒類飲料:14.6%増加
家庭用品・家事サービス:9.9%増加
健康:9.0%増加
食料品・非酒類飲料:14.6%増加
家庭用品・家事サービス:9.9%増加
健康:9.0%増加
娯楽・文化:-22.6%
教育:-22.3%
外食・宿泊:-7.7%
当然かもしれませんが、娯楽や外食などを削り、食料品・家庭用品を増やして経済的な苦境をしのいだことが分かります。
韓国の景気は今も下り坂!
2010年~2020年の韓国家計の月平均消費金額を見ると以下のようになります。
消費金額が最も大きかったのは2017年であったことが分かります。
何度もご紹介していますが、2017年09月は韓国の統計局自身が認める「直近の景気の山」でした。2016年から急激に消費金額がなんと「18.1%」も上昇しています。
この年が最も韓国経済が良かった――ということをこのグラフも裏付けています。以降は消費金額は右肩下がりです。つまり、韓国経済は(コロナ禍があった影響はもちろんですが)今も下り高を続けているのです。
⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2020年の家計動向調査(年間支出)の結果プレスリリース」
(吉田ハンチング@dcp)