カナダで逮捕され、アメリカ合衆国に身柄の引き渡しが行われるか注目されている中国通信機器最大手『ファーウェイ(華為技術有限公司)』の孟晩舟CFO(Chief Financial Officerの略:最高財務責任者)。彼女の父親である任正非CEO(Chief Exective Officerの略:最高経営責任者)は同社の創業者です。
任正非CEOは、外国のメディアに登場しないことで有名だったのですが、インタビューに応じるという珍事が起こりました。しかも、トランプ大統領を褒めるという内容だったのです。曰く「トランプ氏は偉大な大統領だ、大幅減税も断行している。企業には恩恵がもたらされるだろう」。
ただし「しかし、企業や国を大切に扱わなくてはならない。そうすれば米国への投資は活発となり、米国政府も十分な税収が得られるだろう」と続けています。娘の件、またファーウェイ排除の件がよほど心配だったのでしょうが、中国企業に対する警戒は、合衆国はじめ同盟諸国間で強まることはあっても、決して弱まることはないでしょう。
⇒引用元:『Bloomberg』「Huawei’s Founder Breaks Silence to Deny U.S. Spying Claims and Praise Trump」
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-01-15/huawei-s-founder-breaks-years-of-silence-amid-u-s-attacks
(柏ケミカル@dcp)