韓国の統計庁が、2021年の合計特殊出生率を公表しました。
「0.81人」とのこと。
合計特殊出生率は「女性一人が15歳から49歳までに出産する子供の数の平均」です。これが、「2.2人」程度ないと人口は増えないといわれます。
以下が今回統計庁が出したプレスリリースの該当部分です。
⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2021年出生・死亡統計(暫定)」
韓国は2020年に「0.84人」に下落。世界最低となりました。このため、韓国は世界で一番最初に消滅する国といわれたりします。
韓国は2020年に人口が自然減少するフェーズとなり、2021年に合計特殊出生率がどうなるのか注目されていました。Money1でも何度かご紹介しているとおり、「0.7人台に落ちるのは確実」と見らていました。
しかし、発表は「0.81人」「0.8人台」に踏みとどまった――としています。以下の推移をご覧ください。
韓国の合計特殊出生率
2018年:0.98人
2019年:0.92人(対前年:0.07人減少)
2020年:0.84人(対前年:0.08人減少)
2021年:0.81人(対前年:0.03人減少)
2018年:0.98人
2019年:0.92人(対前年:0.07人減少)
2020年:0.84人(対前年:0.08人減少)
2021年:0.81人(対前年:0.03人減少)
合計特殊出生率の減少幅が2021年に小さくなりました。
しかし、韓国の合計特殊出生率が他国と比較して世界最低であることは変わりません。「0.84人」の段階で1人を切っている国は他になかったのですから。
(吉田ハンチング@dcp)