韓国は2020年に出生数と死亡数がデッドクロス。合計特殊出生率が世界最悪レベル「0.80」ですから、世界で最も急速に老いていく国のひとつになりました。
※「0.80」は2025年通年の確定値。合計特殊出生率は「女性一人が15歳から49歳までに出産する子供の数の平均」です。この数字が2.2ないと人口は増えていかないといわれます。
韓国メディア『ソウル経済』が日本を引き合いに出して興味深い記事を出しました。『日本経済新聞』の記事を引用して、韓国もこうなるのかと嘆いているのですが……。
記事のおしまいの部分を以下に引用してみます。
(前略)
一方、韓国も高齢化の流れから逃れられない状況です。
国家データ処の将来人口推計では、昨年の韓国の年齢中央値は46.7歳と推計されました。日本よりは低いものの、2031年には50歳を超えると見込まれています。
アメリカ合衆国の国勢調査局が最近公表した「高齢化する世界:2025」報告書では、韓国の年齢中央値は、
2025年の46歳から2040年には52.8歳
2060年には59.2歳に上昇する――と予測された。
2060年には日本を追い越し、世界で高齢者人口の割合が最も高い国になる可能性があるとの分析も示された。
前略の部分では、
「日本は人口の半分が50歳以上という時代に入りました。年齢中央値が史上初めて50歳を突破し、超高齢化に伴う労働力不足と社会的負担の拡大が現実のものとなりつつあります」
――と指摘しているのですが、これは韓国にとって「日本の話」ではありません。「我が事」です。
人口減少は目立って進行しており、例えば韓国第2の都市「釜山」でも人口減少による街の衰退が指摘されています。

データ出典:『KOSIS』

韓国は日本よりも速く老いていくことは、高齢化社会から超高齢化社会まで到達するのにかかかった時間で分かります。
以下をご覧ください。
| 国 | 高齢化社会への到達:65歳以上が7% | 超高齢社会への到達:65歳以上が20% | かかった期間 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 1970年 | 2005年 | 35年 |
| 韓国 | 2000年 | 2024年 | 24年 |
「高齢化社会 ⇒ 超高齢化社会」の変化に日本は35年かかりましたが、韓国は24年で駆け抜けました。
韓国は日本より速いスピードで老いていきます。合計特殊出生率が日本より悪いですから、さらに増速します。
そして、韓国は日本を抜いて「世界で最も超高齢化が進行した国」になるのです。

(吉田ハンチング@dcp)

