2023年05月11日、韓国の企画財政部が「月刊財政動向05月号」を公表しました。
05月は2023年03月までの結果ですが、これで暫定版ながら第1四半期が締まったことになります。結論からいえば大変によろしくありません。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット2023年第1四半期
総収入:145兆4,000億ウォン
総支出:186兆8,000億ウォン統合財政収支:-41兆4,000億ウォン
管理財政収支:-54兆ウォン⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「’23年第1四半期の総収入145.4兆ウォン、総支出186.8兆ウォン」
「税収が足りません」という話は先にご紹介していますが、予定どおり約24兆ウォンショートしています。
企画財政部は、相変わらず「実質的には14兆3,000億ウォンだ」という主張をしていますが、支出は現実に出ていっているわけなので、実質的にはなどと言っても同じことです。
管理財政収支が「54兆ウォン」に達しているのも大問題で、2022年にはざっくり約117兆ウォンの赤字でしたから、第1四半期だけで昨年のほぼ半分まで赤字がきているのです。
第1四半期の時点で政府負債は「1,053兆6,000億ウォン」まできました。韓国の政府負債の増加速度は落ちたとは言い難い状態です。
総じていえば、韓国政府の財政は悪化が顕著となってます。
(吉田ハンチング@dcp)