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韓国『南陽乳業』会長が引責辞任する事態に!「コロナに効く」誇大広告の報い

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自社製品のヨーグルト飲料『ブルガリス』にコロナウイルスを退治する効果があると記者会見を開いてしまった韓国『南陽乳業』。

実験の結果が誰にも検証されていないうちに発表したため(またその実験の内容自体が疑問視されるようなものだったので)、韓国の食品医薬品安全処は「誇大広告」に当たると指摘。公正取引委員会は告発を行い、営業停止2カ月の処分が下されました。その上、韓国民からは不買運動が起こされました。

自らの軽率な行動が原因ですので、完全に身から出た錆ですが、さすがに企業の存続に関わる状況です。

そのため、2021年05月04日、洪源植(ホン・ウォンシク)会長は謝罪会見を開いてこのような事態隣ったことを陳謝。自らが会長職を退くこと、子供に経営権を継承させないこと、経営を刷新することを述べました。

「子供に経営権を継承させないこと」が入っているのがいかにも韓国らしい点ですが、これで不買運動が収まるかどうかは分かりません。

先にご紹介したとおり、同社は過去にも代理店に対するパワハラ事件などを起こしています。『南陽乳業』に対する韓国の皆さんの視線は「またか」と冷たいものなのです。

今回の事件も、2020年に総売上が初めて1兆ウォンを割って(9,489億ウォン)赤字に転落-771億ウォン)したことの焦りが起こしたものと考えられます。「これで一発逆転」と無理筋な実験結果を押し通したのではないでしょうか。

しかし、軽率な行動であったため、同社の業績回復はかえって難しくなったようです。

(吉田ハンチング@dcp)

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