読者の皆さんもご存じのことかと思われますが、鉱物資源の価格が高騰しています。例えば、銅の価格は10年ぶりの高値をつけるなど、鉄、ニッケルなど軒並み値上がりしています。原材料費の高騰ですので、韓国にとっては大きな問題です。
そこで韓国企画財政部は、調達庁(Public Procurement Service)が備蓄していた銅、アルミニウム、錫などを割引価格で放出することに決め、03月から行ってきました。これを05月も実施することとしました。
銅:3%割り引いた価格で2万4,700トン
アルミニウム:1%割り引いた価格で6,000トン
錫:1%割り引いた価格で280トン
アルミニウム:1%割り引いた価格で6,000トン
錫:1%割り引いた価格で280トン
この原材料の価格高騰はしばらく続くと予測されているため、調達庁の備蓄放出も継続される可能性があります。このような政府の支援は、政府から企業に対する補助金を出しているのと同じですから、実は問題です。
(吉田ハンチング@dcp)