合衆国の禁止措置まであと6日!ファーウェイ半導体確保に必死

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ファーウェイ』(Hauwei:華為技術)へのアメリカ合衆国の半導体出荷禁止措置が発動するのは09月15日。残すところあと6日ですが、『ファーウェイ』はできるだけ半導体をかき集める努力をしています。

台湾メディアには、世界最大のファウンドリ(半導体の委託生産を行う企業、あるいはその工場のことです)『TSMC』(台湾積体電路製造)が「できるだけ早く納品してくれ」とファーウェイからせっつかれている模様が記事となっています。

『中時新聞』の記事から一部を引用します。

(前略)
サプライチェーンの情報筋によると、合衆国の禁止措置に対応して、『ファーウェイ』は『TSMC』に5nm注文を大幅に増やしました。現在、『TSMC』は24時間稼働して急いでいます

全ての出荷を9月14日までに行われなければ『ファーウェイ』はチップを受け取ることができなくなります。そのため『ファーウェイ』は『TSMC』にできるだけ早く商品を届けるよう要請しています

『TSMC』の劉德音会長は、『ファーウェイ』『ハイシリコン』に9月14日以降チップが出荷されなくなることを先に通達しています。

合衆国商務省が05月15日に『ファーウェイ』への新しい禁止措置を発表した後、『ファーウェイ』からの新しい注文は受け付けていません
(後略)

⇒参照・引用元:『中時新聞』「残り6日でHuaweiはまもなく終了!TSMCに緊急の電話をかけてなんとかしてくれ」(原文・中国語/筆者(バカ)意訳)

赤アンダーライン、強調文字は筆者による(以下同)

また、『ファーウェイ』はメモリー半導体の方もかき集めています。先にご紹介したように以下のような状況です。

現在ファーウェイ社は、これを避けるために、DRAM半導体を企業間取引だけでなく、小売店からもかき集めていることが分かった。

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「反発するDRAM現物…半導体実績改善につながるか」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)

この『ファーウェイ』による駆け込み需用もあってDRAMの価格が上昇しているという話があるほどです。

間もなく時間切れになりますが、『ファーウェイ』の努力はどこまで実るでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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