2024年02月16日、韓国の企画財政部が「2024年02月の経済動向」を公表しました(グリーンブック)。この中に注目したいデータがあるのです。
韓国は製造業の生み出す製品を輸出して、その儲けで食べている国ですが、企画財政部が公表したリポートの中に「製造業の平均稼働率」というデータがあります。
以下をご覧ください。
↑2008~2009年の韓国通貨危機、コロナ禍の天底で製造業の稼働率が急落するのは当然ですが、直近でも稼働率は低位です。⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「2024年02月の経済動向」
2001~2023年の長い時系列データですが、驚くべきことに――コロナを抜けて「製造業の稼働率」はいったん上昇、天井をつけた後、急激に下落。直近ではコロナ禍前の2019年よりも低い水準にあるのです。
コロナ禍からの戻しがあったのですが、その後「急速に不景気に陥った」ことの証左といえるのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)