韓国・文政権の企財部長官が「数字歪曲」を指示。負債を1千兆まで増やし「大丈夫だ」とウソも言った

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韓国の文在寅政権下で副首相兼企画財政部長官を努めた洪楠基(ホン・ナムギ)さんもポチでした。統計を歪曲していました――というガッカリな話が出ました。

韓国は文在寅政権時に政府負債を約400兆ウォン積みました。もともと600兆ウォンだったのに、一代で政府負債を1.67倍、ほぼ1,000兆ウォンにしたのです。いくら斜め上の国・韓国といえども、ここまで経済的に「考えなし」な大統領は初めてです。

積んだ負債分をお金をまくので、政府支出は見事に600兆を超え、これが現在の尹錫悦(ユン・ソギョル)政府でも続いています。先にご紹介したとおり、韓国の規模で支出予算が600兆ウォンを超えるのはそもそも無理なのです。

身の程知らずな予算ですが、これは「政府負債を積み増すこと」前提で成立しています。政府負債の積み増しが止まりませんから、雪だるま式に負債額は増加しています。

文在寅政権下でも「いい加減にしないとまずい」という声はあったのですが、文在寅政権は態度を変えませんでした。

借金マシマシになった原因は、文在寅というアンポンタンに帰せられます。

そもそもが「対GDP比の政府負債は40%未満」としていた暗黙の了解(財政準則)を、アンポンタン・考えなしの文在寅大統領が「そんな規定は誰が決めたんだ!」と一喝して突破させたからです。

後はまさに坂道を転げ落ちるようでした(現在も転落の最中です)。近い将来に韓国が政府負債によってドボン騒動を起こしたら、文在寅は吊るされるべきです。

文在寅におもねって対GDP政府負債を操作していた

政府負債の量を測るのに「対GDP比」が使われます。上記のとおり、文在寅までの政権は優秀でした。対GDP比政府負債は40%になんとか抑えてきたのです。

ところがボンクラの文在寅が突破させ、異常な速度で増加し、このまま進むとどうなるよ……と企画財政部が数字を算出して公表したのですが、これがウソの数字であることが今になって判明しました。

本件を報じた『毎日経済』の記事から以下に引きます。

04日に発表された会計検査院の「国家債務比率推定」監査結果を見て、二度衝撃を受けた。

2020年、企画財政部が洪楠基(ホン・ナムギ)当時経済副首相の指示を受けて国家債務比率の見通しを縮小したという監査結果に一度ショックを受け、監査院が租税財政研究院と一緒に推定したいわゆる「真っ当な推定値」に再び驚いた。

(中略)

当時、財務部は2060年の国家総生産(GDP)に対する国家債務比率を81.1%と推定したが、監査院が再推定してみると、実際にはなんと148.2%に達したという。

当時、財政部実務陣の当初の推定値が153.0%で、これを修正して再推定したのが129.6%だったというから、監査院の推定値と大きな差はない。

これが高すぎるという理由で、財務部は洪副首相の指示で国家債務比率を81.1%に縮小したというのが監査院の監査結果だ。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「미래 국가채무비율이 재정위기 당시 그리스보다 높을 거라니[핫이슈]」


↑「企画財政部」と「国会予算政策処」の国家負債対GDP比予測をグラフ化したもの(2021年08月)。政府企画財政予測の「81.1%」とはほぼ倍違うのです。記事内にある数字を若干異なりますが、青の「企画剤支部」が出した数字は文在寅におもねった数字でした。

国会予算政策処は、財政の健全化・透明性を高めるための独立財政機関(Independent Fiscal Institution:略称「IFI」)です。

最低です。

しかも、洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官さんが「対GDP負債比率の数字」を修正(というか歪曲)させたときの指示が「せめて2桁にしろ」だった――という報道も出ています。

文在寅政権では、政府負債を山ほど積んだくせに、「韓国政府は大丈夫ですから」と自分のやったことを糊塗するウソまでついたわけです。

Money1でも書いたことがありますが――洪楠基(ホン・ナムギ)さんは、ボスがアンポンタンの文在寅大統領、「頭の悪い働き者」の下でよく耐え、自身の責務を果たそうとし、決して嫌いにはなれないキャラクターでした。

しかし、やっぱり韓国人には変わりなく、上におもねって数字の歪曲を行っていたわけです。本当にガッカリする話です。

注目ポイントは、この歪曲が洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官の指示によって行われたのか?です。もし文在寅が指示していたなら、当然文在寅こそが元凶ということになります。

(吉田ハンチング@dcp)

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