2024年06月12日、韓国陸軍は自走式架橋車「水龍」(KM3)の戦力化を公表しました(第7機動軍団の第7工兵旅団に配備)。
これは、ドイツ連邦軍の「M3 水陸両用自走架橋車」を韓国が真似て造ったものです。韓国企業『ハンファエアロスペース』がドイツから技術協力を得て開発・生産※し、韓国陸軍に初めて納品しました。
※輸出時にはライセンス生産費用でドイツ企業に4.5%を支払うとのこと。
↑水陸両用で、このように川に入っても移動することが可能です。陸上では最大時速70km(悪路では30km)。水中では時速11km
↑上に戦車を載せて運ぶことができます(通過可能な重量は64t)。
水龍が配備された陸軍第7機動軍は「北進先鋒部隊」という別名でも知られており、韓国軍が北進するときには、その先頭に立つ部隊なのです。
有事には北朝鮮の山河で、部隊の速やかな進撃を助けることになります。ウクライナ軍が渡河装備がなくて困っているので、そのまま送ってあげたら喜ばれるかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)