韓国政府「水没したクルマは正直に廃車にしろ」

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こういう法改正が行われるということは、水没したクルマが販売されているということでしょう。

2024年07月03日、韓国の国土交通部が法改正の予告を行いました(国土交通部公告第2024-984号)。

⇒参照・引用元:『韓国 国土交通部』「自動車管理法施行令一部改正令案立法予告」

「自動車管理法」を改正してこういう内容にするので、意見をください――という内容です。日本でもありますが(寄せられた意味に耳を傾けるつもりなどないのに)公的に意見を公募しましたというていを作るための公告です。

ご注目いただきたいのは公告にある以下の部分です。

2.主な内容
A. 課徴金賦課基準の新設および上限額の拡大(案別表2)

ㅇ廃車場従業員の身分表示および教育などの遵守事項を履行しない場合(100~300万ウォン

浸水による全損害処理自動車の所有者が国土交通部令で定める期間内に当該自動車を廃車要請しなかった場合、過怠金アップ(遅延期間10日以内200万ウォン、以降20万ウォンずつ按分加算、最大1,000万ウォン

ㅇ浸水調査を告知しなかったり、虚偽の告知をして罰せられた従業員を雇用した自動車販売業者に対する罰金新設(100万ウォン)

⇒参照・引用元:『韓国 国土交通部』「自動車管理法施行令一部改正令案立法予告」

水没して全損になったクルマは廃車申請しろとし、もし行わなかったら最大1,000万ウォンが科されます。また水没履歴のあるクルマについて告知しなかったり、ウソを言った従業員には罰金を科すとしました。これは新しく追加された規定です。

このような規定を見ると、水没車が韓国の中古車市場で相当数出回っているのではないか?と思わされます。


↑高級住宅街の江南地区が大雨に見舞われた際には高級自動車が多く水没しました(2022年08月)。


↑韓国で「やだ、カッコいい」と話題になった動画の1カット。水没した自車のフロントに乗りスマホを閲覧する男性。

中国ほどではないにせよ、韓国も大雨に見舞われ、クルマが被害を受けています。水没したクルマを何食わぬ顔で販売する業者(あるいは人)が増えているのでしょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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