「佐藤ボイラー(バカ)の投資」大反省会その16「信用売買の効能」

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佐藤ボイラー(バカ)にMoney1編集部のお金を株式に投資させてみて、失敗しやがったらヒドイ目に遭わせてやろうという企画。二回目のイッテコイ5回は前回の記事どおりなんとかプラスでおさめています。利益は「6万500円」というものでしたが。今回は、この利益について考えてみましょう。

さて、一回目の計4回のイッテコイと異なり、この計5回のイッテコイでは全て信用売買で行っています。これは、信用売買では持っている資金よりも大きな取引が行えるというメリットがあるからです。先の記事でも紹介しましたが、手元資金の約3倍のお金を持っているかのように株式を売買できます。

佐藤ボイラー(パー)の取引を具体的に見てみましょう。信用取引買い玉を建てたのは、以下のような金額でした。

●第1回:243万3,000円
●第2回:121万2,000円
●第3回:166万5,000円
●第4回:90万7,000円
●第5回:153万円

※分かりやすいように「空売」の「返済(買い)」も中に合算しています。

合計:774万7,000円

です。つまり「774万7,000円」のお金で「6万500円」の利益を出したわけです。すると、利益率は「0.78%」です。これはいかにも少ないですね。ただし! 実際に佐藤ボイラー(くるくるパー)の手元にあったお金(ネット証券会社の口座にあったお金)は、191万9,800円でした。

ということは、

●元金:191万9,800円
利益:6万500円
利益率:3.15%

※消費税、手数料料は計算していません。

になります。774万7,000円動かした結果として利益6万500円であれば、利益率は低いと思うかもしれません。しかし、実際にあるリアルな資金は191万9,800円ですので、利益率はずっと大きくなるのです。これが信用売買のメリットです。

筆者も編集チョも、佐藤ボイラー(大バカ)が信用取引を行うことについては特に異論はありません。なぜかというと、佐藤ボイラー(スットコドッコイ)の取引が「できるだけ短期間で利益を上げて、早く逃げちゃおう!」というものだからです(笑)。

信用売買のリスクは時間とともにあります。お金を借りて行う取引なので、時間が掛かれば掛かるほどその借金に利息が付いてコストがかさみます。それが買方金利貸株料逆日歩といったリスクになることは先の記事で紹介したとおりです。

しかし、もしできるだけ時間を掛けないで結果を得られるのであれば、信用売買制度を使うことにも大きなメリットがあるのです。ただし、トレーダーにはそれぞれのスタイルがあるので、皆さんにお薦めするものではありません。また実際にお金を張るかどうかは自己責任でお願いいたします。

(吉田ハンチング@dcp)

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