「韓国株式市場」08日(金)終了・個人投資家怒濤の売り越し2,776億ウォン！「1,950」超えが怖い!?

2020年05月08日(金)の韓国株式市場が締まり、KOSPI（韓国総合株価指数）のチャートは以下のようになりました（チャートは『Investing.com』より引用）。

ローソク足にはほとんど実体部分がありません。始値「1,944.94」で終値「1,945.82」と、わずか「0.88」の株高進行です。本日のプレーヤー別売買動向は以下のようになりました。

⇒データ引用元：『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2020年05月08日15：30現在のものです。

注目された外国人投資家は「890億ウォン」の買い越しです。しかし、本日は個人投資家の売り越しが「2,7776億ウォン」と非常に強く、株価の上昇を阻んだ形です。個人投資家は「1,950」辺りがテッペンと踏んでいるのかもしれません。

本日で2020年05月の第2週目が締まったので、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみましょう。

上掲のとおり、03月第4週目の大きな陽線から順調に株価を上げてきているように見えますが、すぐ左隣のローソク足と上端がほぼそろっています。つまり、ここで株価の上昇が止められているわけです。この値が「1,946-1,947」近辺です。やはり「1,950」を超えていくのに躊躇(ちゅうちょ)している感じですね。

次週はこのラインを超えて上昇できるのかが一つの注目ポイントとなるでしょう。

追記
2020年05月11日(月)の韓国株式市場が開きましたので、KOSPIチャートの初動状況を以下の記事にまとめました。本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。