2026年04月02日(木)、韓国の外交部の定例記者ブリーフィングで面白いQ&Aがありました。以下に引きます。
<<質問>>
こんにちは。報道官様、トランプ大統領が復活祭の行事でホルムズ海峡に関連して韓国が役に立っていないと述べましたが、これに対する外交部の立場と、また本日の演説でホルムズ海峡について自ら解決せよとも述べましたが、これに対する立場もあるのか気になります。
(『The Fact』チョン・ソヨン記者)<<回答>>
国際海上交通路の安全と航行の自由はすべての国家の利益に合致し、国際法の保護対象としてこれに基づきグローバル海上物流網が速やかに正常化されることを望んでいます。これに関連して合衆国トランプ大統領の言及に注目しており、我が政府は韓米間の緊密な意思疎通の下で慎重に検討し判断していくという点を申し上げます。
今後、わが政府は中東情勢および関係国の動向を綿密に注視しつつ、わが国民の保護とエネルギー輸送路の安全確保のための方策を多角的に模索していきます。
<<質問>>
それに関連して追加で、韓国、欧州などの国家が自らホルムズ海峡の通行を行うようにというその意味自体について、韓国がどの部分で慎重に判断するというのか、具体的に説明をお願いします。
(『eToday』キム・ソヨン記者)<<回答>>
ホルムズ海峡に関しては状況があまりにも流動的であり、考慮すべき要素が多く複合しています。そのため政府が今後取る措置を現時点で申し上げることが難しい点をご理解ください。現在、1カ月以上続いている今回の中東戦争によりホルムズ海峡の状況は非常に重大で緊張度が高く、今後事態がどのように展開するか極めて流動的な状況です。
そのため政府は事態を予断せず注視しつつ、非常の覚悟を持って関連する諸般の状況を総合的に考慮して対応していこうとしています。
<<質問>>
本日予定されているイギリス主導の外相会合では、状況を共有しながら概略的な議論を進める過程でどのように対応するのかという具体的な方案まで、少しは進展するのか、それとも単なる状況共有の水準にとどまるのか、あるいはイランが通行料を今後課すとするその段階まで進んでいるが、それに関連する対応まで含まれるのか説明をお願いします。
(『eToday』キム・ソヨン記者)
<<回答>>
ひとまず会議結果を見守る必要があると思われますが、わが政府は先般ホルムズ海峡共同声明にも参加したことがあり、最近フランスが開催した統合参謀当局間の会議にも参加したことがあります。そのため本日の会議を含め、わが政府は関連する国際的議論にも継続して参加しつつ、国際的議論の動向および可能な限りわれわれの寄与などについて慎重に検討していこうとしています。
<<質問>>
イランが通行料を課すとすることについて、韓国は現在交渉する計画はないということですね?
(『eToday』キム・ソヨン記者)<<回答>>
はい、現在当然ながら状況を注視しており、またイランとの外交的意思疎通チャネルは常に開かれています。しかしながら先ほど冒頭で申し上げたとおり、状況があまりにも流動的であり考慮すべき要素があまりにも複合的に絡んでいるため、今後これを慎重に見ながら対応していこうとしているという点を申し上げるものです。
<<質問>>
少し別の質問ですが、ドナルド・トランプ大統領が公式の場で発言する際、在韓米軍の数をしきりに誤って、われわれと異なる形で発表していますが、これについて我が政府としても修正の努力をしているが改善されていないのか気になります。
(『eToday』キム・ソヨン記者)<<回答>>
アメリカ合衆国大統領の発言については特に言及しないことといたします。⇒参照・引用元:『韓国 外交部』公式サイト「대변인 정례브리핑(4.2)」
ホルムズ海峡が事実上封鎖されており、それをどのように通過できるようにするか――が問題なのですが、このQ&Aを見る限りは特に「手」はないようです。
また面白いのは、イラン革命防衛隊が主張する「通行料を科す」という件については(2026年04月02日時点で)特に計画はない――とれる回答をしています。
(吉田ハンチング@dcp)





