全く存じ上げなかったのですが、韓国では09月04日は「知識財産の日」とのこと。韓国メディア『朝鮮日報(日本語版)』に「文大統領『知的財産の力で日本の対韓輸出規制を克服』」という記事が上がっています。
先にご紹介したことがありますが、韓国は知的財産権の少ない国です。その証拠に「国際収支統計」の知的財産権の海外との取引収支はずっと赤字なのです。
その国にコンテンツや特許など、海外でも使われる知的財産があれば、海外からその使用料が入ってきますし、海外のものを使えばその使用料を支払わなければなりません。
つまり(海外で使用される)コンテンツや特許などの知的財産権を多く持っている国は黒字で、少ない国は赤字になるのです。
以下は、この収支をグラフ(ただし2020年は06月までの集計)にしたものです。
グラフのライン全てが「0」の下にあります。つまり40年間ずっと赤字で一度も黒字になったことがありません。
「知識財産の日」を作って大統領が一席ぶちたくなるのも当然です。
(柏ケミカル@dcp)