韓国の雇用情勢が非常に悪く、先にご紹介したとおり1997年の「アジア通貨危機」以来最悪という呼び声が現実になってきています。特に若年層はもろに逆風を浴びており、それを証明する数字が上がっていますい。新卒者を雇用する力が韓国企業にないというのです。
就職情報サイト『インクルート』によると、705企業にアンケートを行なった結果、新卒採用の予定があると回答したのは38.7%(対前年比:2.5%下落)という結果になっています。
業種別「新卒採用」予定のある企業
・電子・半導体分野:58.1%
・自動車・部品:48.1%
・機械・金属:44.1%
・精油・化学:43.8%
・飲食:42.1%
・IT・情報通信・ゲーム:41.5%
・旅行・宿泊:30.8%
・芸術・スポーツ:21.4%
・電子・半導体分野:58.1%
・自動車・部品:48.1%
・機械・金属:44.1%
・精油・化学:43.8%
・飲食:42.1%
・IT・情報通信・ゲーム:41.5%
・旅行・宿泊:30.8%
・芸術・スポーツ:21.4%
もはや韓国経済を一手に支えているという電子・半導体企業でも「58.1%」に過ぎません。企業の規模別に見ると以下のようになります。
中小企業:60.4%
中堅企業:51.0%
大企業:37.1%
中堅企業:51.0%
大企業:37.1%
なんと大企業の方が新卒を採用する企業の割合は少ないのです。2021年の韓国は2020年よりもっと若者に厳しい1年になるかもしれません。
⇒参照・引用元:『ソウル経済』「『今年の新卒採用』39%だけ…「雇用寒波」続く」