2020年通期の決算が公示される時期となっていますので、韓国経済ウォッチャーとしては目が離せません。「バイオ」は韓国の次世代の輸出を支える産業として注目されています。
韓国の企画財政部も「バイオだー!」などと奇声気勢を上げているのですが……。
韓国バイオ産業の有力株と考えられているのが『SKバイオファーム』です。先にご紹介したとおり、KOSPI(韓国株式市場)の中では、個人投資家から資金が多く投入されている銘柄でもあります。
2021年02月08日の発表では以下のようになりました。
2020年第4四半期
売上高:158億ウォン
営業利益:-538億ウォン
当期純利益:-584億ウォン
売上高:158億ウォン
営業利益:-538億ウォン
当期純利益:-584億ウォン
2020年通期で見ると以下のようになります。
2020年通期
売上高:257億ウォン
営業利益:-2,398億ウォン
当期純利益:-2,477億ウォン
売上高:257億ウォン
営業利益:-2,398億ウォン
当期純利益:-2,477億ウォン
売上高は「2019年:1,239億ウォン」と比べて「982億ウォン」も減少し、わずか「257億ウォン」。
営業利益の赤字幅は「2019年:-793億ウォン」と比較して「1,606億ウォン拡大」。当期純利益の赤字幅は「2019年:-715億ウォン」と比較して「1,762億ウォン拡大」です。
よくこんな赤字銘柄にお金を突っ込んでいるものです。
⇒参照・引用元:『IRGO』「Skバイオファーム」
(吉田ハンチング@dcp)