もはや定点観測になってきましたが、韓国雇用保険基金の出費の高止まりが解消されません。日本ではいわゆる失業保険、韓国では求職給付の金額が2021年07月にも1兆ウォンを超えたことが分かりました。
2021年08月09日、韓国雇用労働部が公表した「雇用行政統計で見た’21 7月の労働市場の動向」によれば、07月の失業給付は「1兆393億ウォン」(約998億円)となっています。
これで6カ月連続の1兆ウォン超えです。
韓国の雇用保険基金は、よその基金からお金の融資を受けないと失業給付を行えない事実上の破綻状態ですが、それでも出金が減らないのです。
以下は直近1年間の失業給付金額の推移です。
⇒参照・引用元:『韓国 雇用労働部』公式サイト「雇用行政統計で見た’21 7月の労働市場の動向」
※グラフは上記サイトのデータを基にMoney1で作成しました
上掲のような状況ですので、韓国の雇用情勢は良いとは申せません。
(吉田ハンチング@dcp)