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韓国企業の売上高が上昇せず。マイナス転落!利子も払えない「ソンビ企業」が41%に増加

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韓国企業の悲鳴のようなデータが出ました。

2021年10月27日、『韓国銀行』が「2020年の年間企業経営分析」を公表しました。これは、2020年中における韓国企業のバランスシート(貸借対照表)などを分析した結果をまとめたもの。

コロナ禍の中、企業はどこも経営に苦しんだわけですが、かなり衝撃のデータとなっています。

以下をご覧ください。

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2020年の年間企業経営分析」

韓国企業の売上高の増加は、2010年に統計開始以来、初の対前年比でマイナスとなりました。「-1.0%」です。

また、韓国の屋台骨を支える製造業はマイナス幅が大きく「-2.3%」です(非製造業は0.0%)。

企業の規模によらず売上の増加率は下落しました。大企業は「-2.3%」から「-4.6%」へ、中小企業は「4.2%」から「3.9%」に落ちています。

ゾンビ企業がさらに増加!

さらに悪い指標があります。いわゆる「ゾンビ企業」が増加しました。

ゾンビ企業というのは、年間の営業利益で借金の利子払いなど、金融負担をまかなえない企業のことをいいます。「利子補償率」という以下の計算式で求める数字(%)で判断します。

営業利益 ÷ 利払い金額 × 100

利子補償率が100%未満であれば、営業利益の方が利払い額より小さくなり、ゾンビ企業です。

データ引用元は同上

2020年、ゾンビ企業は「40.9%」になりました。

「2018年:35.2%」「2019年:36.6%」と比較して増加していますし、なにより韓国には営業利益で利払いをまかなえない企業数は41%もあるのです。

2020年のコロナ禍で韓国企業がいかにひどい目に遭ったのかが見て取れます。ここで利上げされると……負担増に耐えかねる会社が増加することが予想されます。

(吉田ハンチング@dcp)

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