「ザラ場」とは、市場で取り引きされている時間のことを指します。つまり「寄付」から「引け」までの時間のことでもあります。ザラ場の時間は取引所によって異なることを覚えておきましょう。
日本で株式・債券・先物・オプションなど金融商品の取引を行えるのは、まず『東京証券取引所』と『大阪証券取引所』です。
『東京証券取引所』での通常の取引は土日祝日を除く平日に行われており、取引時間は1時間のお昼休みを挟んで以下のように2部に分かれています。
『東京証券取引所』
●午前の取引(これを「前場(ぜんば)」といいます)
09:00~11:30
●午後の取引(これを「後場(ごば)」といいます)
12:30~15:00
一方の『大阪証券取引所』ではお昼休みがないので「前場」「後場」という区別はありません。取引できる日は基本、この『大阪証券取引所』は現在ではデリバティブ商品(金融派生商品)専門の取引所となっています。先物取引、オプション取引などを行っており、「ナイト・セッション」(通常は市場が開いていない時間、夜間に行う取引のこと)もあります。
『大阪証券取引所』
●指数先物取引
日中立会:08:45~15:15
ナイト・セッション:16:30~翌日05:30
●指数オプション取引
日中立会:09:00~15:15
ナイト・セッション:16:30~翌日05:30
(柏ケミカル@dcp)