小ネタですが、実現すると24年ぶりの椿事となります。
先にご紹介したとおり、韓国の企画財政部は2022年の経済成長率を「3.1%」(実質GDP)と予測し、発表しています。
以下が企画財政部が出した『2022年経済政策方向』の中の3.1%に言及した部分です。念のために挙げておきます。
来年の韓国経済は、通常の成長経路への回復の流れを続け、年間3.1%の成長見通し
⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「『2022年経済政策方向』発表」
中央銀行である『韓国銀行』は、政府の「3.1%」予測より低い、「3.0%」を提示しています。
以下は2021年11月25日に『韓国銀行』が出した「経済展望報告書」の一部です。
最近の国内外の環境変化などを考えると、2021年と2022年の経済成長率は、それぞれ4.0%、3.0%の水準を示す見通しである。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「経済展望報告書(2021年11月)」
さて日本です。
2022年01月19日、『日本銀行』が公表した「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」によると、以下のようになっています。
⇒参照・引用元:『日本銀行』公式サイト「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」(2022年1月(背景説明を含む全文) [PDF 3,796KB])
というわけで、中央銀行同士の経済成長率(実質GDP)予測を比較すると以下のようになります。
『韓国銀行』:3.0%
『日本銀行』:3.8%
『日本銀行』:3.8%
これが実現すると、1998年から24年ぶりに日本が韓国の経済成長率を抜くことになるのです。
(吉田ハンチング@dcp)