ロシアの通貨ルーブルの安値進行が止まりません。
まさに身から出た錆ですが、極めて駄目っぽいことになっています。以下の対ドルチャートをご覧ください(チャートは『Bloomberg』より引用:以下同)。
⇒参照・引用元:『Bloomberg』
2022年03月09日00:38現在(日本時間)で「1ドル=139.6485ルーブル」に到達しています。
ウクライナ侵攻前の02月23日が「1ドル=81.6717ルーブル」でしたので、71.0%も安くなりました。
わずか13日間で、同じ1ドルがロシアでは1.71倍の価値を持つようになったのです。
無茶苦茶というほかありません。先にご紹介したとおり、ロシアのプーチン大統領は「対外債務をルーブルで支払ってもいいですよ」なんていう法律に署名しましたが、ちっともよくありません。
「このような速度で価値が落ちる通貨」で支払ってもらっても、納得する投資家は一人もいないでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)