韓国経済に垂れ込める暗雲が濃くなってきました。
特に短期資金調達市場の混乱は「話が短期的」なので、特に注意が必要です。ことが不動産市場に関わっているだけあって、不動産バブルの行方も絡んで危ないスジの話なのです。
今にも泣き出しそうな空――なんて趣ですが、2022年10月31日、統計庁がまたヤなデータを公表しました。
(生産) 全産業生産は鉱工業*(-1.8%)とサービス業**(-0.3%)で生産が共に減少し、前月比0.6%減少
*一次金属、半導体などで減少
**卸売、健康、社会福祉などで減少(消費)小売販売は、食品料品、衣服などで販売が減り、前月比1.8%減少
(投資)設備投資は機械類投資が減少し、前月比2.4%減少(後略)
⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2022年09月の産業活動動向」
全製造業で生産減少で前月比「-0.6%」、消費が前月比「-1.8%」、投資が前月比「-2.4%」で全ボツのトリプルダウンです。
これは07月以来のことで暗雲という他ありません。
今後の景気を予測する指数「循環変動値」は「99.2」で0.1ポイントダウン。こちらは3カ月連続の下落です。
生産、消費、投資が全部前月比割れで景気が下り坂の傾向を見せ、先行きが懸念される状況です。
(吉田ハンチング@dcp)