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「韓国はどうしてうまくいかないのだろう」

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現在、韓国経済はうまくいっているようには見えません。

韓国政府自身が「複合危機である」とし、『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「韓国経済の軟着陸が課題。そのために全力を尽くす」と述べるほどで、つまりは危ないといっているのと同じです。

韓国はうまくいかないなぁ――なのですが、なぜうまくいかないのか。どうしても田中明先生の言葉を思い出してしまいます。先生の著作から以下に引用します。

(前略)
こういう話をしていてはキリがないので止すが、そうした生活のなかで出会ったF君の言葉はいまも忘れられない。

同君は大手商社から派遣されていた語学練習生で、彼が投げかけた疑問は、その後の四半世紀、韓国でことあるごとに脳裏に浮かび、私に回答を迫ってくるのである。

留学先の大学構内を歩いているとき、突然彼は感に堪えないといった声で「田中さん、韓国人って、本当に頭がいいですね」と言うのであった。

何かあったのかなと、生返事をしたまま黙っていると、つづけて彼はこう言ったのである。

それだのに、どうして国のなかが、うまくいかないのですかね」。この嘆息まじりの言葉に、こんどは本当に返事ができなくなった。

彼はそのときすでに一年以上ソウル暮らしをしており、これまでもその思いを反芻しつづけてきたらしかった。なぜなら、その後も何度か、私から回答を得られないことを知りながら、この疑問を投げかけてきたからである。
(後略)

⇒参照・引用元:『物語 韓国人』著:田中明,文藝春秋,2001年(平成13年)08月20日 第1刷発行,pp3-4
強調文字、赤アンダーラインは引用者による。

「どうして韓国はうまくいかないのか」――田中先生自身も反芻された言葉です。もちろん、この「うまくいかない」は当時の政治状況や社会状況を指したものです。

しかし、「韓国人は頭がいい」と実感したことがあるかどうかはともかく、「なぜうまくいかないのだろう」は現在の韓国経済を見ていても感じることです。

例えば『韓国電力公社』が流動性の危機に陥った直接の原因は、文在寅前政権の政策と実行がボンクラの極みだったことですが、なぜ文在寅政権が成立したのか、文在寅というおかしな人物がなぜそんなに支持を集めたのか、などとさかのぼっていくと……どうしてそんなことになるわけ?――と考え込まざるを得なくなったりします。

もしかしたら「うまくいっていない感」は時代を超越して普遍的なものなのかもしれません。韓国ならではの「何かうまくいかない根本的な理由」があるのかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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