2026年09月01日、韓国政府は2027年の政府予算案を編成。
政府の総支出を「820.9兆ウォン」としました。
2026年の本予算は720.9兆ウォンでしたが、26.2兆ウォンの補正予算を組んで「753.0兆ウォン」となりました。
そのため、2027年の予算は(補正込み)対前年比で「9.0%」の増加となります。
2021年にボンクラの文在寅政権が初めて600兆オーバーの予算を組んで以来、わずか6年で800兆ウォン突破となりました。
2016年から2027年の政府予算(総支出)の推移を見ると以下のようになります。

↑補正予算込みの政府総支出の推移。ただし2027年はまだ予算案。
尹錫悦(ユン・ソギョル)政権時の2023年だけ、対前年で支出が減少(-40.8兆ウォン)しましたが、後の期間は右肩上がりで支出を拡大し続けてきました。
2023年から2027年案までわずか4年間で182.2兆ウォン、約28.5%増です。
2016年は予算「398.5兆ウォン」でしたが、2027年は「820.9兆ウォン」ですから、2016年比で2.05倍に拡大したのです。
非常に大きな拡大路線ですが、これは半導体景気によって国税収入が194兆ウォン以上急増したことが原因です。韓国政府の国税収入の推移を見ると以下のようになります。
※ただしこれは「本予算」ベースの国財収入です。あくまでも予算なので、この数字で実際に入ってきたお金を予算に達しなかったということをよく起こります。

↑本予算ベースの国税収入推移。
上掲のとおり、2027年には税収が激増するとしており、これを基に韓国史上最大の820兆ウォン予算を組んだというわけです。
2026年09月01日、国務会議において2027年予算案を議決。韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは「今、われわれは低成長か、潜在成長率の反騰かという岐路に立っている」とし、「今は生産的な好循環の財政戦略が必要だ」と述べました。
同じようなことを述べて支出拡大路線をとった京畿道が現在財政危機状態になっていることを忘れないようにしたいところです。


(吉田ハンチング@dcp)






