韓国のインフレ傾向が止まりません。『韓国銀行』が先制的に利上げを決めたのは、このインフレ懸念をなんとかするためでもあるのですが。
以下は2021年09月02日に統計庁が公表した「2021年8月の消費者物価動向」です。
消費者物価指数:2.6%上昇
農産物と石油類を除いた指数:1.8%上昇
食料品やエネルギーを除いた指数:1.3%上昇
生活物価指数:3.4%上昇
生鮮食品指数:4.1%上昇⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2021年8月の消費者物価動向」
以前「卵」の価格が高騰している件をご紹介しましたが、生鮮食料品が「4.1%」で最も上昇しており、生活物価指数は「3.4%上昇」となっています。
以下をご覧下さい。
※データ引用元は同上
2021年05月~08月で4カ月連続で消費者物価指数は2%台の上昇を続けており、インフレ傾向が顕著になっていることが分かります。
韓国の所得が増えたというデータはありませんので、国民の生活は苦しくなってきているのは確かです。このインフレ傾向がどこまで進むのかは注視する必要があります。
(吉田ハンチング@dcp)