2026年02月の韓国の国際収支統計が公表されました。経常収支を確認します。
2026年02月
貿易収支:233億6,360万ドル
サービス収支:-18億6,000万ドル
第1次所得収支:24億8,290万ドル
第2次所得収支:-7億9,380万ドル
経常収支(上記4つの合計):231億9,270万ドル⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」
2026年02月は経常収支が200億ドル超えの絶好調な結果となりました。
1980年01月~2026年02月の経常収支の推移は以下のようになります。

当月の「経常収支:231.9億ドル」は上掲のとおり、韓国史上初の大黒字です。
今回経常収支がこれほどの規模の黒字になったのは、貿易収支が「233億6,360万ドル」も黒字になったからです。
もう何度だっていいますが、韓国の経常収支の構造は、
貿易収支:大きな黒字
サービス収支:中規模な赤字
第1次所得収支:中規模な黒字
第2次所得収支:小さな赤字
――となっており、経常収支は貿易収支よりちょっと小さい金額になるのが普通です。
これが、貿易収支が赤字に転落すると経常収支も赤字に転落して国が傾くという構造をもたらしているのです。

構造からいっても当然なのですが、上掲のとおり貿易収支の推移を見ても月次で過去最高を達成しているのです。そのため経常収支が巨額黒字になりました。
これはもちろん半導体輸出のおかげです。
当月の金融収支の方で面白いのは証券投資の負債の部です。

証券投資の負債の部は上掲のとおり、「-119億3,610万ドル」となっています。外国人投資家は一気に証券投資から金を抜いたのです。
そのうち株式投資(Equiy Securities)が「-132億6,760万ドル」となっています。

上掲は証券投資・株式投資の負債の部の推移ですが、132.6億ドルがどのくらい大きいかが分かっていただけるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)







